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ポタ……ポタ……ポタ……


今日も又,死に損ねた。


『ぁ……寝る所,』


少ないな……


後,一週間丁度位か?


仕事,バイトじゃ足り無い……


見付けないと……



其れに,寒いし,視界が朦朧とする……


入水ばかりしていたのが仇と成ったか……

之は,結構厳しい……



『此の儘,死ねたらなぁ……』


バタン__________


[……__________ぃ]


[だ__________か__________]


[だい__________きろ]


[大丈夫__________起……ろ______]


パチッ


『?……』


此処は,


私は確か,高熱で倒れて……


見慣れない真っ白な天井。


部屋に漂う消毒液の匂い。



此処は,何処かの病院?


何処かの誰かが救急車を呼んでくれたのだろうか……


其れなら,迷惑を掛ける訳には行かない

早急に此処から立ち去らないと……



其れはそうと,


私の真横に居る男は何だ?


私とは一切関わりが無い筈……


??)起きたのだね。


どうしよう……

私の見た目は完全に17,8程だ……


演技で乗り越そう……


『ぁ……はい…其れで,あの,此処は,何処ですか……倒れた時からの記憶が無くて……』


??)…………そうなのかい,君は,路地裏で倒れていて,私が此処迄運んで来たのだよ。


『そうなんですか,有難う御座います。お詫びとして,今度何かお送り致します。では,私は此処迄……』


私が出ようとすると……



青年の携帯が鳴った。


??)もしもし……!何だと!?分かった,直ぐに向かう。

ブチッ,ツー,ツー,ツー,


??)待ってくれ。


『ぇ……?』


??)君にも着いて来て貰おうか。


『少し待っ……!』



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