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ラキルミユハミ
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KOKUGA
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男が手を叩いた瞬間、私は知らない場所に飛ばされた。
「ここは…どこ…?」
辺りを見渡すと周りは暗く、前だけに建物があった。
今更、帰っておけば良かったと思っている。
『さぁ、貴方はここの調査をして貰います』
『資料を渡しておきますのでそれを見ながら進めてください!』
男はそう言ってかなり厚みのある資料を渡してきた。
『あと、一番下の階と上の階は絶対に入らないでください。わかりましたね』
私はそれがとても気になってしまった。
「わかりました。何かあるんですか?」
『そこに行くと戻れなくなるかもしれないので…』
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資料を見てわかったことはここは世界が混ざりあった建物ってこと、でも階によって季節や気候、景色が違うらしい。
一番上と下の資料は一つもない。何でだろ…
私はとにかく、建物に入った。
最初に受付があった。
けれどその店員の顔が見えない。靄がかかっている。
「あのー…すいません」
応答がなかった。聞こえてなかったかもしれない。
でも、関わらない方がいいかもしれない。
私はそそくさとエレベーターに乗った。
2階に行ってみよう!
2階に着くと桜がヒラヒラまっていてテーマパークみたいだ。
それとは裏腹にカップルが喧嘩したり泣いている人、普通はこんな楽しい場所でこんなの見かけない。
だけどそれだけじゃなかった。
周りの客、スタッフは何もなかったように笑顔…。
しかも誰も気にしていない。誰も声をかけない。
これが当たり前みたいに…。
「ここ、おかしすぎる」
吐き気がするほどの違和感で押し潰される。
これ以上長居してはダメだ と心がいっている。
私はエレベーターに向かって走り出した。
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読んでくれてありがとうございます。
引き続き2話を書きました。
次も読んでくれるとうれしいです。
またお会いしましょう。
コメント
3件
この不気味な設定、めっちゃ好みだわ…!「戻れなくなるかもしれない」って言われて逆に気になる主人公の心情、わかるし。2階の桜が舞ってるのにカップル喧嘩とか泣いてる人がいて、それに誰も気づかない違和感がゾッとした。調査ミステリー、続きガチで気になる🔥