【竜蘭】
*蘭嫌われネタです
*梵天軸
*みんなで住んでる(た)
・病み
・キャラ崩壊
・みんな酷い
・誤字脱字
・自己満
なんでも大丈夫な方のみご覧下さい🙇♂️
こうしてようやく長い1日が終わった。
特に大事なく終えられたことに安心して俺は眠りについた。
竜胆「ふわぁ〜…もう朝かよ…」
竜胆「兄ちゃん起こしに行かなきゃ…」
竜胆「あ…ダメなんだった…」
俺は毎日していた兄ちゃんを起こすということすらも許されない。
一体いつまでこんな日が続くんだろう。
はぁ…とため息を一つこぼしてリビングへと向かった。
竜胆「飯…トーストでいっか」
ココ「竜胆早いな。おはよう」
竜胆「おはよ〜兄ちゃん起こしてないからね」
ココ「あ…そっか…」
三途「はよ〜。」
竜胆「おはよー」
ココ「はよー」
三途「マイキー起こしてくるわ」
竜胆「いってらー」
マイ「もう起きてる」
ココ「わっ!びっくりした!」
竜胆「今日みんな早いじゃん」
マイ「蘭は…?」
竜胆「まだ寝てますよ」
マイ「じゃあ起きてきたら困るから紙に書くね…」
[まず竜胆、蘭の呼び方変えろ。]
竜胆「…分かりました…」
[三途、お前は昨日と同様、クソ上司の鑑っぽくしてろ]
三途「???はい」
竜胆「wwww」
ココ「クソ上司の鑑www」
[九井、お前は1番昨日いつもと変わらなかったからもっと冷たく]
ココ「はい…頑張りますね」
[追加、竜胆も優しくしすぎ。三途見習って]
竜胆「っ…分かりました…」
竜胆「クソ上司の鑑を見習いますね」
三途「おいコラ」
ココ「www」
マイ「以上だ。竜胆、蘭起こしてきて」
竜胆「いいんですか…?!」
マイ「いつも通りにするなよ?」
竜胆「…はい」
竜胆「兄ちゃん起きてる?」
蘭「…」
寝てるな…
竜胆「入るよ」
竜胆「兄ちゃん起きて!仕事始まるよ!」
嫌いな奴を相手するように…
蘭「あ、竜胆…おはよ…ニコ」
大好きな兄ちゃんの笑顔を見るのが辛い。
兄ちゃんのため、兄ちゃんのため…
竜胆「起きたらなら早く準備して」
蘭「あ、うん…」
三途に比べたらまだまだ普段通りなはずなのにこんなに悲しそうな顔をするのか。
蘭「ね…竜胆…」
竜胆「何?」
蘭「あっ…ごめん。なんでもない…」
竜胆「準備終わった?」
蘭「うん…」
竜胆「今日は飯食えそう?」
蘭「…いらない」
竜胆「はぁ…」
蘭「ごめ…」
竜胆「じゃあ行くよ」
蘭「うん…」
困ったなぁ…ゼリーも食べてくれないし…
三途「おっせーよ!!」
竜胆「朝から大声出すなようるせぇ」
蘭「…」
マイ「蘭何しに来たの?」
(ご飯食べれるの?)
蘭「えっ…」
ココ「朝飯食うのか?」
蘭「あ…俺先行ってるね…」
竜胆「あーうん」
マイ「?」
ガチャ(蘭が出ていく)
マイ「蘭落ち込んでた…?なんで…?」
竜胆「首領、多分兄ちゃん誤解してます…」
ココ「俺も最初びっくりした」
マイ「???」
三途「多分蘭は来て欲しくないと思われてるって思ったんだと思いますよ」
マイ「え…うそ…」
竜胆「ま、まぁ…三途の方が酷いこと言ってるんであんまり気にしない方がいいですよ」
竜胆「ね、三途」
三途「お前…あれは謝っただろ!」
竜胆「そーでしたー」
ココ「お前ら食い終わったなら早く仕事行くぞ!」
マイ「みんな今日も頑張ってね、蘭のこと…」
全員「…はい」
蘭「はぁ…笑顔笑顔…」
ガチャ
竜胆「はよーございまーす」
三途「はよー」
ココ「おはようございます」
マイ「おはよ、10:00に会議室集まってね。」
竜胆「まぁた会議かよ〜…」
ココ「毎日やってんだから慣れただろ」
竜胆「そーだけどー…」
三途「なぁ蘭。」
蘭「な、なに…?」
三途「お前飯食わねぇで先に来たんだから仕事少しくらい進めとけよ」
蘭「ごめ…」
三途「謝罪なんて求めてねぇから。昨日の分遅れてんだから早く終わらせて提出しろよ」
蘭「わかった…」
ココ「…」
ココ「蘭、喉乾いたから飲み物買ってきてくれないか?」
蘭「めんどく…」
ココ「じゃあいいわ」
蘭「ま、まって…!!」
ココ「ンだよ…買ってきてくんねぇなら用ねぇから」
蘭「買ってくるから…」
ココ「あーそ。じゃ早く行ってきて」
蘭「うん…」
蘭「りんど…つかれた…」
竜胆「んー。俺も疲れてるから」
蘭「…」
竜胆「兄ちゃ…兄貴どいて。俺まだやる事あるから」
蘭「…そっか」
ごめんね、兄ちゃん…
こうして1週間がすぎた。
俺たちの態度に慣れたのか、兄ちゃんも大人しくなった。
過呼吸起こしたり倒れたりしなくなったからもう大丈夫なんだって思った。
俺達は兄ちゃんを嫌っている素振りをしやすくなった。
だから本格的に嫌ってるようにしようという事になり、首領からある提案をされた。
マイ「俺は蘭がこの状況に慣れてきている気がしてる…だから1つ提案をしたい」
ココ「本当に慣れたのか…?」
マイ「…本人しか分からないことだから真実は分からない…」
竜胆「でも初日に比べれば多分大丈夫なんじゃないかなって思ってる…」
三途「それで、提案って…?」
マイ「…蘭だけ別のところに住んでもらう」
全員「?!」
三途「本気ですか…?」
マイ「冗談でこんなこと言わない…」
ココ「…」
そんなことしたら兄ちゃんが過呼吸になった時助けてあげられない…
竜胆「俺は反対です…!」
マイ「…理由は?」
話すわけにはいかないし…
竜胆「家なんて離さなくても別に良くないですか?」
ココ「まずなんで家なんですか?今まで一緒だったのに今更では…」
マイ「実は例の組織のヤツらが蘭を探してるらしくて…」
三途「あぁ…(察し)」
ココ「離さないと結局蘭にリスクがある、と…」
竜胆「…」
最悪な展開だ。
どうするのが1番いいんだろう?
でももう1週間くらい過呼吸なんなかったし…大丈夫か…?
マイ「で、どう…?」
三途「俺は賛成です」
ココ「俺も」
マイ「竜胆は…?」
竜胆「…賛成、です…」
マイ「ありがとう…じゃあ誰から伝える…?」
ココ「三途が1番伝えやすいんじゃないか?」
三途「俺もそう思う」
マイ「じゃあ三途頼めるか…?」
三途「はい」
三途「おい灰谷。」
蘭「なに…?」
三途「お前は今日から別のとこに住んでもらう」
蘭「…」
ココ「チラッ(竜胆を見る)」
竜胆「チラッ(ココを見る)」
蘭「そっか…分かった」
案外普通だな…やっぱりもう大丈夫か…?
蘭「荷物整理…仕事終わったらすぐやればいいかな…」
それにしても、理由を聞かないなんて珍しい気がする。
竜胆「なぁ兄貴、」
蘭「…なに?竜胆…」
竜胆「なんで住む所変えられたかって分かってんの?」
蘭「…ニコ」
竜胆「?」
蘭「ごめん、俺荷物整理するから」
竜胆「うん…?」
次の日から兄ちゃんは遅刻ギリギリだったり遅刻したりすることが増えた。
当たり前だ。
いつも俺に起こされてたのに急に自分で起きることになり、更にはアジトから結構離れた場所に住まわされてるんだから。
蘭「すみません…ッ遅くなりました…」
三途「おい、何回遅刻すれば気が済むんだよ?あ”ぁ?」
蘭「すみません…」
蘭「すみません遅れました…」
マイ「ギリギリセーフ…ちゃんと余裕もって来てよ…」
蘭「すみません…気をつけます…」
ココ「蘭、お前遅刻しすぎ。」
蘭「すみません…」
いつからか兄ちゃんはすみませんとごめんなさいが口癖みたいになってた。
あまりに見ていて辛かったから俺も遅刻することにした。
三途「竜胆、お前最近遅刻多いぞ」
竜胆「ごめんて〜」
三途「…理由は?」
竜胆「寝坊〜」
三途「嘘つくな。正直に言え」
竜胆「…だって兄ちゃんが可哀想だから…!!」
三途「やっぱりか…」
ココ「そろそろ蘭戻ってくるから後でにしろ」
竜胆「うん…」
そんな日々が続き今に至る。
俺たちの態度に慣れた兄ちゃんと同様、俺も兄ちゃんにとるべき態度に慣れてしまったようで、上手く演じられるようになったと思う。
だがある日のこと。
ココ「竜胆、ちょっといいか?」
竜胆「ん?いーよーどしたん?」
ココ「蘭の事で…」
竜胆「…なんかあった?」
ココ「さっき三途が怒ってっとき蘭出てったじゃん?」
竜胆「うん…」
ココ「その時俺がたまたま倉庫行ったら蘭が居て…泣いてた…」
竜胆「え…」
もう平気だと思ってた。
だってずっと笑ってたから__
笑ってた…?
あの状況で兄ちゃんが笑えるはずがない。
ずっと我慢してたのか…
なんで気付いてあげられなかったんだろう
弟なのに。
兄ちゃんを支えられるのは俺だけなのに…
ココ「続けていいか、?」
竜胆「うん、お願い」
ココ「何してんのか聞いたけど何でもないつってどっか行こうとしたから腕掴んで止めたんだけどさ…」
竜胆「また”何でもない”か…」
ココ「その…腕に包帯みたいなの巻いてあって…」
竜胆「!!」
嘘…まだ兄ちゃんリスカして…!?
ココ「一瞬だったからあんまり見えなかったけど多分包帯なんだよな…」
竜胆「ありがとな…」
ココ「うん…」
兄ちゃんとちゃんと喋りたい。
兄ちゃんは切った後手当しないから俺が兄ちゃんのそばにいなきゃ…
それに兄ちゃんは程度を知らないから切りすぎちゃう時もあるし…
でもあと数ヶ月はこんな生活が続く。
どうすれば…
あ、そうだ!
兄ちゃんが住んでるとこまで着いていこう!
それならカメラで撮られてる可能性もないしゆっくり喋れるはず…!
もう少し頑張ってね、兄ちゃん…!
絶対救ってみせるから…
ここまで!!
4000文字いっちゃったよ…(2回目)
補足です↓
例の組織との取引の時だけ蘭への当たり方を変えればいいのでは?って思っている方がいそうなので
“梵天のアジトにカメラを仕込んでいるかも”と脅されてるってことにしてください()
蘭に最初から事情説明すれば良かった話やんて思う人いるかもしれませんけどそこは触れないでくださいね🥰🥰🥰🥰🥰
私が書きたい話はあくまで、
梵天の皆に嫌われて(何らかの理由で)蘭が病む話ですので✌️
長くなってしまったのでここでばいばいっ!
コメント
14件
もう胸が痛くて痛くてうちが死にそう。でも、こういう軽大好物
だいすきはあはあはあはあはああは♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡