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「クマー」「クマクマー」
山の中で、わからせ団の下っぱグマ達が
なにやらお話してます。
ちょっと様子を見てみましょう。
「なぁ、俺人間さんの作る天ぷらってやつ
食ってみたいクマ。」
「クマ?天ぷら?どんな味クマ?」
「わっかんねクマ。TikTok で流れてきて
めちゃうまそうだったクマ。」
わからせ団の下っぱ達には全員ボスの
ギンジローちゃんからわからせ団幹部ロボ
くんお手製
「叡知の結晶
フォン」
というめちゃくちゃ高画質、高性能なスマホが支給されます。
使用時間は最大一時間まで。
それを超えるとギンジローちゃんに
ありとあらゆる手段を用いて
わからされます。
「うーん、天ぷら……..食べてみたいクマ
…….どうやって食べればいいクマ?」
「わからんクマー。」
「どうやらお困りのようクマねぇ。」
「「その声はメガネベアー!!!」」
メガネベアーはそこそこかしこベアーです。
なんとクマなのに二桁のかけ算ができます。
ナレーターのハヤミーンシロクマカムイにはできないのでこれは相当かしこベアー
です。
「簡単クマァ…..。《肉体を分からせる能力》で体をちいさくてかわいい姿にする
クマァ……。そしておなかをすかせて瀕死
の状態を装うクマァ…….。そうすれば人間さん天ぷらくれるクマァ…. 。最近はなんか
白いクマと青い耳のネコみたいなやつと
ウサギがはやってるらしいから
そのコスプレをすれば…….天ぷらが食べられるクマァ…….。」
これは逸材ですねぇ。
「とりあえずやってみたクマ。」
「まだ足りないクマ。もっと小さくてかわいくてなんかごはんあげたくなる顔にするクマァ……。」
「フッ!!」
「それクマァ……それでいけばOKクマァ….。」
「おまえマジでかしこベアークマねぇ。
どこでそんな知恵覚えたクマか?」
「特別に教えてやるクマァ…..。
人間さんの進研ゼミって教材に乗ってた
クマァ……….。」
「「うおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!
進研ゼミ、すげええええええええええ!!!!!!」」
あらあら、私もやってみようかしら。
(最後まで読んでくださりありがとうございました。)