僕は深夜に目が覚めた。
隣にいる兄さんを何となく見ると
すやすやと寝息を立てていた。
……兄さんの寝顔、寝てる時も眉毛が
上がってる….、
僕は何となく兄さんの眉のシワを無くす
ように眉の間をぐりぐりと指で押した。
するとんん、と言う兄さんの声と同時に
兄さんは目を開けた。
「あっ、兄さん……」
「なにしてるんだ……」
起きたばかりな兄さんはふにゃふにゃな
声だった。正直可愛い。
「……ごっ、ごめん……目が覚めちゃったから兄さんの方見たら、
寝てる時も兄さん 眉毛が上がってて
気になったの……」
「……余計なことするな。さっさと寝ろよ 」
「……ごめんなさい。でもね、あのね、
兄さんに甘えたいんだ」
「……は??」
兄さんは目を細めて僕を睨んだ。
怖い。怖いけど、僕は兄さんに
甘えたい。もうずっと 兄さんに
甘えていない。そろそろ限界だった。
「一緒に寝るだけでいいから、……」
「……っ、だめだ……!!」
「なんで、」
「ダメなもんはダメなんだよ。
さっさと 寝ろ無能!」
「……ごめんなさい。」
結局ダメだった。でも、なんだか兄さん、
少し顔を赤くしていたような……。
僕はさっきの兄さんの顔を思い出しながら
眠りについた。
朝起きると、兄さんは台所に立って
朝ごはんを作っていた。
「……おはよう兄さん」
「…………」
反応は無し。まぁいつもの事だ。
兄さんは いつも僕に冷たいから。
でも、それなのに兄さんは僕の為に
ご飯を 作ってくれる。
なんだかそれだけで僕は
ここに居ていいんだって思えて、
少し嬉しかった。
「……飯、できた。」
「…………うん」
僕達は向かい合わせて座って、
いただきますの挨拶をしてご飯を食べた。
「……無一郎、今日俺は少し街に行くから。」
「えっ、僕も行く!!」
「お前はダメだ。この前二人でいった時
迷子になっただろ」
「…………でも」
「うるさい。お前は木を運んどけ」
「……わかった」
ご飯を食べ終えて僕が食器を洗っていると
兄さんはさっき言った通り 街に
出かけてしまった。
僕はする事もないので木を運ぶことにし、
仕事に励んだ。
そして1時間くらいだろうか、僕はやっと
木の仕事を終え、家で一休みしていた。
僕は最近、兄のことを考えながら
自慰行為をするのにハマっている。
冷たい態度を取られても、僕は
兄さんのことが大好き。何故かは
分からないけど、何処かそそられる。
なんだかすごく美しいんだ。
10歳なため自慰をするのは少し早いかも
しれないが、この気持ちよさを知ってから
抜け出せなくなってしまった。
兄さんが帰ってくるのは夕方だから、
まだ時間はある。
僕は久しぶりに自慰をすることにして、
ベッドに座り込み自分のナカに指を
ゆっくりと入れた。
「う、あ、ああ……はぁっ……ん……」
少しずつ火照ってきた身体。
じゅぷじゅぷと 音を立てながら
イイところを刺激する。
「ん、ふぅ……あ……ンくッ……っ……!」
うう、恥ずかしい。自分の情けない声は
正直あまり聞きたくはない。
でも、 気持ちよくてついつい出てしまう。
こんな声出したくないのに。
「ん、んあぁ……!ふぅぅっ、んん……」
とんとん、と突っつきながら、
はふはふと熱い息を吐き続ける。
やっぱりナカに入れると変な感じがする。
でも、それが気持ちよくて、
腰がついつい浮いてしまう。
「やっ…あぁっ…ん、んんぅ、…ン…」
気持ちいい。あと少しでイってしまう。
その時だった。
なんと、兄さんが帰ってくる足音が
したのだ。
まずい……!!こんな姿見られたら……。
というか、夕方に帰ってくるんじゃ
なかったのか??
僕は急いで布団をたたみなおして
ぐっちょり濡れた下も綺麗に拭いた。
「…おっ、おかえ、り……!」
「……なんだよ。なんか息切らしてるし
顔赤いぞ」
「はぁっ……、ちがっ、」
「は??……」
「あっ……木……!!さっきまで木を
運んでいたせいかもしれない」
「……ああ、そういう事か。」
「……う、うん、」
ギリギリセーフ。何とか騙せた。
一安心した僕はため息をついた。
「それはそうと、夜ご飯の準備するから。
手伝え」
「……う、うん。わかった。」
僕はさっきしていた行為を忘れ、
夜ご飯の手伝いに励んだ。
「「いただきます。」」
僕達はまた向かい合わせに座り
黙々とご飯を食べ進めた。
……そういえばなんで兄さんは
今日街に降りたのだろう?
僕は気になって兄に質問した。
「……ねぇ兄さん、なんで今日 街に
行ったの?」
「……別に。関係ないだろ」
「教えてくれたっていいじゃん」
「お前には関係ない」
「ちょっとぐらい教えてよ」
「うるさい。黙って食え」
「…………」
兄さんはダメと言ったことは中々
めげずにダメと言い続ける。
僕は何度もこれを経験しているので、
これ以上刺激するとまずいことを
僕は知っている。
いつ怒鳴るかも分からないので、
僕は諦めて会話を辞めた。
食事を終え僕達は布団に入った。
でも僕は
なかなか寝付けずにいた。
その理由は数時間前にある。
自慰していると兄さんが帰ってきたせいで
イけなかったからだ。
しかもそろそろイきそうな所で
兄さんはタイミングよく帰ってきた。
正直、ムラムラして仕方ない。
声を抑えてやればバレないかな?
僕はまた下半身を脱ぎ、
僕のモノを上下に擦った。
「……っ、ん”、…っ……~〜ーっ、ぅ……」
声が出そうな所を頑張って耐える。
本当はもっと声を出したい。でも、
隣には兄さんがいる。
「ふぅっ~〜ーッ……っ……!!!」
ちょっとずつモノが濡れてくる。
濡れるおかげでなんだかさらに
気持ちよくなっている気がする。
でも突然。僕の視界に兄さんが
写ったのだ。
「……ん、ぇ?」
「……お前、1人でもぞももぞと何してるんだと思ってたら……。 」
「……あ、え、ちがっ、」
見られた。見られた見られた。
恥ずかしい。どうしよう。見られちゃった。
でも、でも、なんで。恥ずかしいのに
なんかすごい興奮する。もっと見てほしい。
「……しょうがないやつだな」
兄さんはそう言うと僕のアナに
指を2本ほど勢いよく突っ込んだ。
「んあぁ……!?…やぁッ、!……♡」
気持ちいい。
1人でナカに入れる時より気持ちいい。
兄さんは意図的に僕の弱い所を刺激し続ける。
「んああぁ……!!やだぁ……!
ぁ、あぁ、 ……」
「随分と体は素直だけどな」
「ッ、~〜ーッ♡も、やだ、ぁ、んんんっ」
やだ、やだ……きもちわるい。
なんだかすごく変な感じがする。
奥に突っかかれると、腰が反ってしまう。
声も我慢できない。
逃げたくても力が入らない。
僕はシーツを目一杯握りしめた。
「んひゃぁ……なん、でぇ……!
も、やだっ、 やだぁ……!!!」
僕は体を大きくびくんと跳ね ながら
頂点に達した。
「にいさ……ぁ、あ……」
「……もういいだろ、早く寝ろ。」
「…………うん、。」
兄さんに初めてを奪われた。
しかも10歳で。
恥ずかしいけど、なんだか嬉しかった。
冷たい人だけど、僕が困っていたら
やっぱり見捨てられないんだね。
そういうところ大好き。
次兄さんが興奮してたら僕が
手伝ってあげるね。
愛しの兄へ。
コメント
3件
これの逆バージョンも見てみたい🤭
続きありますかー?
あら有一郎ったら素直じゃないんだから♡