テラーノベル
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山田「今日はこの二人です」
〇〇「珍しい組み合わせ」
山田「そして今回の企画なんですけど」
〇〇「はい」
山田「“結局どっちがモテるのか問題”」
〇〇「最悪」
山田「逃げるなよ」
〇〇「なんでこの企画通ったの?」
山田「スタッフが楽しそうだったから」
〇〇「ろくな理由じゃない」
山田「まぁでも言われるじゃん」
〇〇「何を」
山田「美代表」
〇〇「やめてそのワード」
山田「事務所の」
〇〇「勝手にまとめないで」
山田「でも実際さ」
山田「どっちがモテると思う?」
〇〇「えぇ…」
山田「ほら」
〇〇「山田くんじゃない?」
山田「即答?」
〇〇「いや普通に」
山田「なんで?」
〇〇「顔」
山田「シンプル」
〇〇「だって強いじゃん」
山田「でも〇〇もじゃん」
〇〇「私は違う」
山田「いや違わない」
〇〇「でもモテるの種類違う気する」
山田「どう違うの?」
〇〇「山田くんは“絶対好きにさせるタイプ”」
山田「何その言い方」
〇〇「分かるもん」
山田「じゃあ〇〇は?」
〇〇「“気づいたら好きになってるタイプ”」
山田「自分で言う?」
〇〇「スタッフ笑ってる!」
山田「でもさ、〇〇って距離感うまいよね」
〇〇「そう?」
山田「近すぎない」
〇〇「近すぎると疲れさせるじゃん」
山田「その考え方がもうモテる」
〇〇「え、やだ」
山田「ちなみに俺は?」
〇〇「山田くんは自覚あるモテ方」
山田「悪口?」
〇〇「違うって」
〇〇「ちゃんと“山田涼介”してる感じ」
山田「何その説明」
〇〇「完成されてる」
山田「じゃあ街で聞いてみる?」
〇〇「怖い怖い怖い」
山田「逃げんなって」
〇〇「だって傷つく未来あるじゃん!」
山田「その時は慰める」
〇〇「絶対楽しむじゃん」
山田「ということで今回は」
〇〇「美代表と言われる二人で」
山田「結局どっちがモテるのか」
〇〇「検証していきます」
山田「怖いなこれ」
〇〇「今さら?」
山田「ということで」
〇〇「集計されたらしいです」
山田「怖いね」
〇〇「ほんとに50人聞いたの?」
スタッフ「10代〜60代の男女50人です」
〇〇「規模でかいな」
山田「そんなガチなんだ」
スタッフ「街頭インタビューしてきました」
〇〇「やだもう」
山田「じゃあ見ますか」
モニターが流れ始める
10代女性「えーでも山田涼介かな」
10代女性「王子様感ある」
〇〇「強い」
山田「ありがとうございます」
20代女性「私は〇〇ちゃん」
20代女性「なんか近づきやすそう」
山田「なるほどね」
〇〇「うれしい」
20代男性「山田くんっすね」
20代男性「完成されてる」
〇〇「さっき私も言った」
山田「男からも来た」
30代女性「〇〇ちゃんかな」
30代女性「ちゃんと話聞いてくれそう」
山田「それ分かる」
〇〇「え、うれしい」
40代男性「山田くん」
40代男性「顔が強すぎる」
〇〇「結局顔なんだよ!」
山田「シンプルでいい」
50代女性「〇〇さん」
50代女性「一緒にいて楽しそう」
山田「それ〇〇っぽい」
〇〇「やった」
60代女性「山田さんは綺麗すぎるのよ」
山田「綺麗すぎる?」
〇〇「すごい褒め言葉」
60代女性「〇〇さんは自然体で可愛い」
〇〇「うわぁ嬉しい」
山田「年代で結構変わるね」
〇〇「面白い」
スタッフ「途中経過です」
山田「はい」
スタッフ「現在」
スタッフ「山田さん24票」
〇〇「うわ」
スタッフ「〇〇さん26票」
山田「負けてるじゃん」
〇〇「え!?」
山田「マジ?」
〇〇「待って待って待って」
山田「ちょっと悔しいんだけど」
〇〇「私が一番びっくりしてる」
山田「でも理由分かる気する」
〇〇「え?」
山田「〇〇って“話しかけたくなるモテ方”なんだよね」
〇〇「何それ」
山田「俺は多分“見てたい”タイプ」
〇〇「確かにそれはあるかも」
山田「納得した?」
〇〇「ちょっとした」
スタッフ「ちなみに」
〇〇「まだある?」
スタッフ「“付き合ったら楽しそう”部門は〇〇さん圧勝でした」
山田「強っ」
〇〇「しゃー!!」
山田「そこ素直なんだ」
〇〇「嬉しいもん」
山田「でも“顔だけで選ぶなら山田涼介”がかなり多かったです」
〇〇「それ最強じゃん」
山田「ありがとう」
〇〇「結論」
山田「うん」
〇〇「種類違う」
山田「それだな」
〇〇「山田くんは王道」
山田「〇〇は?」
〇〇「じわじわ」
山田「自分で言うなよ」
〇〇「でも合ってた!」
スタッフ「ちなみに」
〇〇「まだあるの?」
山田「嫌な予感する」
スタッフ「事務所内でも聞きました」
〇〇「え?」
山田「誰に?」
スタッフ「20人です」
〇〇「待って待って待って」
山田「そっちの方が怖い」
〇〇「知り合いしかいないじゃん」
山田「絶対変なコメント来る」
スタッフ「では見てください」
モニターが切り替わる
菊池風磨「これは〇〇」
〇〇「早っ」
山田「即答じゃん」
菊池「山田くんは“綺麗すぎる”」
山田「悪口?」
〇〇「違う違う」
菊池「〇〇は一緒にいて楽しい」
〇〇「うれしい〜」
道枝駿佑「え、むずいですけど…」
〇〇「みっちー!」
道枝「でも〇〇ちゃんです」
山田「推し票入った」
〇〇「かわいい」
京本大我「〇〇かな」
〇〇「きょも!」
京本「なんか放っとけない」
山田「それ強い」
田中樹「いや山田くんでしょ」
山田「お」
樹「顔強すぎるもん」
〇〇「結局顔」
松村北斗「……山田くん」
〇〇「え!?」
山田「北斗だ」
北斗「〇〇は身内感強い」
〇〇「なにそれ!」
山田「不仲コンビ出てる」
高橋恭平「俺は〇〇」
〇〇「ほら!」
恭平「一緒におったらずっと笑ってられそう」
山田「悪ガキコンビ票だ」
知念侑李「〇〇かな〜」
山田「ちね〜」
知念「山田は完成されすぎてる」
〇〇「また言われてる」
山田「何なんだよそれ」
二宮「これ難しいよね」
〇〇「にのさんだ」
二宮「山田は“憧れ”」
山田「おぉ」
二宮「〇〇は“沼”」
〇〇「え?」
山田「めっちゃ分かる」
〇〇「やだその言い方」
スタッフ「結果です」
山田「はい」
スタッフ「事務所票」
スタッフ「山田さん9票」
山田「お」
スタッフ「〇〇さん11票」
〇〇「勝った!?」
山田「マジかぁ」
〇〇「え、嬉しい」
山田「でもなんか納得」
〇〇「ほんと?」
山田「〇〇って距離縮まると強いタイプなんだよ」
〇〇「じわじわ系だから」
山田「それ自分で言うのハマってる?」
〇〇「てかさ」
山田「うん?」
〇〇「二人だけの企画、初めてじゃない?」
山田「……あ」
〇〇「ね?」
山田「ほんとだ」
〇〇「今気づいた」
山田「意外すぎる」
〇〇「こんな普通に喋ってるのに」
山田「確かに」
〇〇「絶対どっちかいたもんね」
山田「にのさんとか風磨とか」
〇〇「そうそう」
山田「二人きりなかったんだ」
〇〇「なんか変な感じ」
山田「今さら距離感探ってる?」
〇〇「ちょっとだけ」
山田「遅いだろ」
〇〇「だって普通に仲良いから逆に意識してなかった」
山田「それは分かる」
〇〇「でも今日めっちゃ喋ってる」
山田「喋るね」
〇〇「なんか静かにならない」
山田「テンポ合うんだろうね」
〇〇「確かに」
山田「変に気使わないし」
〇〇「楽」
山田「それ言うと雑に聞こえる」
〇〇「違う違う、いい意味」
山田「まぁ分かるけど」
〇〇「でもさ」
山田「うん」
〇〇「初めての企画が“どっちがモテるか”なの終わってる」
山田「確かに最悪」
〇〇「もっとあったじゃん」
山田「ご飯とかドライブとか」
〇〇「平和なのいっぱいあった」
山田「なんでこれ選ばれたんだろ」
〇〇「スタッフ楽しそうだもん」
山田「それが一番嫌」
〇〇「でも楽しかった」
山田「うん、普通に楽しかった」
〇〇「またやろ」
山田「次は平和なやつね」
〇〇「お願いします」
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