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ねこねこにゃんこ
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これはヴィラン化と言えないのでは??
↑今更
2j3jの誰かがヴィランになるお話です。
短いです。地雷の方は閲覧を控えて下さい。
作者の推しで構成されておりますので大変危険です。
似たような内容ばかりだと思いますので、心を広くしてお進み下さい。
この作品の内容はご本人と全く関係がありません。ご本人様の目に触れるような行為は一切辞めてください。
この先伏せ字等ありません。腐ではありませんが、作者がその様な知識を持っていますので見る人によってそう見える事可能性もあります。
以上のことを了承頂ける方のみお進み下さい。
🔅↪︎明るいお話
◼️↪︎暗いお話
ヴィラン化↓
⚔(出演:🏢)◼️
🍝🍷(出演:💡)◼️
💞🦩(出演:🥼🌱😺)◼️
⚔(出演:🏢)
「まだ寝てますよね、やっぱり。」
部屋の扉を静かに開けて出てきたのは剣持だった。自身の部屋の椅子に腰掛け、ベッドの方を見て呟いた。
ふと思いついたように微笑む。
「僕のこと守るために、なんの力も持ってないのに前に出てきてくれたんだよね。あれすっごいびっくりしてさぁ、いくら貴方でも無理でしょ、とか思ってたから。でも貴方は立ち向かった。敬意を評しますよ。」
けらけら笑いながら一人語りを続ける。
「でもバカだなぁって思いましたよ。僕は対処できたから。貴方は何の方法もなかったですよね、僕を守る為だけに前に出た。… 本当に、そういう所、格好いいよね。」
立ち上がってベッドの方へ行く。
そこで眠る“貴方”と呼ぶ人物に再度語りかける。
「貴方は強い。でも、弱いんです。甲斐田くんが助けてくれなかったら貴方は死んでた。
だから僕が守ってあげます。虚空教の教祖ですし、これくらい平気ですよ。」
さら、と髪を撫でる。
「ね、社長。」
逃がしてやらない。
_加賀美は、まだ眠り続けている。
🍷🍝(出演:💡)
「か、奏斗、お前どうし」
「そんなのどうでもいいじゃん?」
伊波の問いかけを無視し、笑う。しかしその笑みは以前の笑みと全く違う笑いだ。
風楽の足元には、死体が転がっている。
彼の手には一丁の拳銃。少しだけ火薬の匂いもする。
「…何で殺したの?」
「邪魔だったから。」
「邪魔?」
「僕の家が、邪魔だって言ったから。」
「奏斗の家、って…お前、もうマフィアにはならないって」
「だから、どうでもいいじゃん。」
少し苛立ったように言葉を被せた。伊波はまだ混乱している。あんなにマフィアについて疑問を持っていた奏斗がどうして。
「ねぇ奏斗、今からでも遅くない。止めようこんな事、お前らしくないよ、拳銃とかさ。」
「はぁ?」
瞬間、場の空気が冷たくなった。
風楽の目も黒く沈む。そして、伊波に拳銃を向けた。
「ヒーローに何が分かるの?
生まれた時から裏の世界も何も知らずに生きて、僕らの事なんて分かるわけないのに。」
「それはっ、」
「それで今は正義のために働いてるんでしょ。僕の気持ちなんて微塵も知らない癖にね。」
拳銃を握る手に力が籠る。そして、伊波を睨みつけてこう言った。
「ライには分かんないよ。」
引き金にかけた指に力を込める。
「僕の事なんて、絶対。」
バンッ
💞🦩(出演:🥼🌱😺)
「レオスさぁん!ねぇ聞いて!」
「どーしたんですかサンゴくーん?まさかまたヘマしたんじゃないんですかぁ?全くドジですねぇ!」
「ンゴはドジじゃなーい!!💢」
「癇癪起こしちゃって!お子ちゃまなんですから!笑」
「んぎぃー!!💢💢」
そう言って周央を揶揄い、ズンズン廊下を進んでいく。現在17:42。本来なら帰らなくてはいけない所を、生徒会の活動として特例で見逃されている。
前を進んでいくレオスを見る周央の目が、細められた。
「……あえ?」
どこだここ?
レオス・ヴィンセントは暗がりの中で目が覚めた。
何してましたっけ。確か生徒会の仕事でサンゴくんと残って…それで帰ろうとして、いきなり目眩がしてそれで…
「起きました?」
「…サンゴくん?」
ドアからひょこっと顔を出したのは、今まさに思い出した人物、周央サンゴだった。まさかここまで一人で運んできた訳じゃないだろうな?そう疑問に思いつつ、会話を始める。
「ここどこです?あの、まめねこもいませんし、なぜか腕縛られてるんですけど…。」
「レオスさんはンゴと一緒にいるんだよ!」
「…は??」
キラキラな笑顔でそう告げた。
…待て待て、今彼女はなんと言った?自分と?一緒にいる??
「ど、どうしてそんな脈絡のない…ていうか、質問に答えてくれませんかねぇ?あとここどこです?」
「もー仕方ないなぁ…ここは特別なお部屋!まめちゃんは2階のお部屋にいるよ!腕は、レオスさんが逃げちゃうと思って。」
「逃げちゃう??」
いやぶっちゃけ、こんな奇っ怪な所から逃げ出したいとは思っているが。というかその言い草、ここまで自分を連れてきたのはサンゴくんで間違いないみたいだ。
「大変だったなー、レオスさんの飲み物に睡眠薬混ぜて、運んでくるの。運び方は事前に調べたから良かったけど!」
「睡眠薬、て……運び方…?」
「キャリーケースに詰めるとか。ほら、名○偵コ○ンにもあったでしょ?」
「あぁ…。」
何だか頭が痛くなってきた。サンゴくんがここまで周到な計画を練っていたなんて。
いつの間にか用意していた椅子をレオスの傍らに置いて座り、足をパタパタ動かす。
「ここまで話すなんてンゴは優しいなー!ね、レオスさん。今のままだと寂しいでしょ?生徒会さんみんな連れてくるから待ってて!」
「生徒会みんな!?ちょ、それ全員を眠らせてここまで…ってこと!?」
「そーですよ?」
それが何か?と言いたげな表情を浮かべる。
冗談じゃない。それじゃあまるで犯罪者じゃないか。…いや、自分をここまで睡眠薬で運んできたのも犯罪か。
「生徒会さんいつかは解散しちゃうでしょ?そんなのンゴは嫌!だからここでみんなと暮らすの!ね、いい案でしょ!」
「…そんなの、良くないよ、ンゴくん。犯罪だそれ。やめよう、今からでも遅くないから。私も忘れるから、それはもう」
そこまで言うと、途端に視界が揺れて、床に倒れた。頭が真っ白になっていると、周央がこちらを覗いている。
「遅延性の睡眠薬も寝てる間に混ぜたんだぁ、分かってたでしょ?」
そうか、だから頭痛かったんだ。
グラグラして気持ち悪い。それでも変わらず周央は笑っていて、満足そうだった。
椅子から立ち上がってキャリーケースを手にした。
「ンゴ、レオスさんのこと大好きだよ。」
「サンゴ、く」
「ずうっといっしょにいようね!」
バタン
重厚そうな扉が閉じた音を最後に、レオスは意識を手放した。