テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
こんにちは!
本日からこちらを書かせていただきます
律華です!こんな暗そうな話を見にきて
くれるなんて、もしやあなた、
メリバとか好きなんですか?私は大好き
楽しんでください!
tt side
「おっしゃぁぁぁ!気合い入れてくぞぉ!」
「wwwお前声でっかw」
僕は佐伯イッテツ、東のヒーロー オリエンスに所属している新米ヒーローだ!んで、この僕の気合い入れの掛け声をただ声がでかいとだけで一瞬しやがったこのゴリラは宇佐美リトくん本当に失礼な男さ
「ちょっとリトくん!そんなこと言わないでよ!!こちとら緊張してんだからさぁ!」
それもそのはず今日はいつもの強盗捕まえるとかの軽い任務ではない。最近は敵の数が減っているため強盗や人助けの方が多いが元々、ヒーロー協会とはKOZAKAーCというわっるぅい奴等を退治するために生まれた組織だ。
今回はそのKOZAKAーCの大型アジトの占拠とその中で悪事を働くKOZAKAーCの討伐が主な任務だ…今日は休みだったはずなのに、突然連絡が入って、今はヘリの中、これだからブラック企業は…
「コココッwwwわるいわるい許して?あとで飯奢るからさ」
そんな張り詰めた空気のなか、コイツは軽快で豪快な笑い声で緊迫感を打ち消す。癪だけど彼がいるおかげで乗り越えてこれた仕事も少なくない。それにしても飯を奢ってもらえるのか、流石にそれは乗らせてもらうしかあるまいな。
「えっ!!いいの!?じゃあ僕頑張っちゃおっかなぁ〜」
「単純。」
「んだとぉ!?!?」
相変わらず一言が多いやつだ、そんな会話をしていると目的地の上空に着いたらしい、インカムに指示がはいる
「よっし、変身すっかぁ〜キリンちゃん!」
彼は他のヒーローと違いペアとなるキリンちゃんと接触することで変身する変身を長時間行うとキリンちゃんにも影響があるのでリトくんは出動ギリギリまでは変身をしない。こーゆーところがあるからちびっ子からも人気なんだろな。
「変身!!」
リトくんがそう声に出すとたちまち洋服がコスチュームへと変化する。元々綺麗なオレンジと水色の髪の毛はより明るい黄色と青緑へと変化した。この色こそ、彼自身の正義感の表れのようなものなのだろうなと毎度感心してしまう。
「んじゃあ行くか!テツ!」
「!うん!!!」
「「宇佐美リト、佐伯イッテツ出動!!!」」
〜
「、っ、ハァッハアッやっと倒し終わった、?」
まずい、残機なくなっちゃったよ、あーしんど、給料あがんないと割に合わないな
ピピッ
「、あー?まだ生体反応があるなぁ」
生体反応があった方向に駆け出すと奥の方に錠のある部屋があった
「?檻、みたいにも見えるけど」
恐る恐る扉を開けると、
ピリッ
(ん、?今ゴーグルから変な音がした気が、)
「…ハッ!?んでッここにもいんのかよ!!」
扉を開けた瞬間生き残りと思われるKOZAKAーCがゆらゆらと佐伯へと近づいてくる
「ッチ、申し訳ないけど僕のモットーは悪即斬だからね、ッ!」
ザシュッ
なるべく苦しまないように急所を上手く突くと弱々しくKOZAKAーCたちは倒れていく
「よし、制圧完了〜!」
そう言うと佐伯はゴーグルを外した
が
彼はすぐに外したことを後悔した
「っえ?」
目の前に広がるのは血の海だった、KOZAKAーCには血液がない、つまり佐伯が先程倒したのは
人間だった
「えっ?うそ、なん、なんでなんで?」
喉がカラカラに渇いていく、上手く息ができない、僕、僕がこの人たちを?ゴーグルKOZAKAーCを映していた、まさか、ハッキングされてた?でも、そんなことで言い逃れられない。
僕は人を殺したそれは逃げられない事実だ
どうしよう、
「僕…死のうかなぁ、」
まだ手にはナイフが握られている、これを使って胸に一突きすればもう終わり、ありがたいことに残機はない。これで、これで終わりにしてしまおう。
そうだ別にヒーローが1人死んだところでまだヒーローはいる。
「はぁ、心残りは…なくはないけど」
佐伯はナイフの刃先を胸元に向ける
「、ッ」
決めたとはゆえ、やっぱり怖いなと目をギュッっとつむる
すると
「テツ!!!」
とリトくんの声がした。
それと同時に僕の体は床に抑え込まれ、手に持っていたナイフはリトくんに没収された、あとちょっとだったのに
「ッ、おいテツ、お前何やってんだ。」
いつもと違って低く怒りの籠った声色に少し体が強張る。
「、見ての通り。死のうとしただけだよ。」
rt side
今、俺は大切な相棒を床に抑えつけている。さっきの様子といい、今の言葉といい
今のテツの精神状態はギリギリなのだろう
「は?なんでッ「リトくん」
テツは何故か俺のことを諭すような目で俺の名前を読んだ
「ねぇ、リトくん僕、さっき人質の人たちをみんな殺しちゃったよ」
「ッ!?な、なん、」
「ゴーグルがハッキングされてあの人たちがKOZAKAーCに見えた。」
確かに人を殺してしまったことはまずい、でもお前が原因じゃねぇじゃねぇかよ
「だからって、死んで償う気でいんのか?」
「あはは、勘のいいガキは嫌いだよ?」
今、このタイミングでミームを持ち込んでんじゃねぇよ馬鹿野郎。
「ね、リトくん」
「ん?」
「僕はさぁ、21歳だけど何度も何度も何度も繰り返してきてるんだよ」
「だな、お前俺がガキの頃からいたでしょ、たまに大きくなったねとかいうし」
「まぁね?だから、人を殺してしまったのが今回が初めてじゃないんだよね。何度も、首括ったりしたけど残機があるからね一回でやめてたんだ」
「俺も、助けれなかった人はいるよ。」
「で、今やっと残機が0のタイミングが来たんだよ。リトくん」
ちょいちょいと手招きをする
テツに口元に耳を近づけるとテツが俺にだけに聞こえる声で、俺に頼み事があると言った
「僕のこと、殺してくんないかな?」
「……は?」
嫌だ と流れるかのように口からこぼした でもお前は
「たかがヒーロー1人が死ぬか、これからも己の間違いで多くの人が死ぬか頭のいい君ならわかるだろ?」
なんて言ってくる。
こいつにとって今生きていることはそんなに辛いことだったのだろうか、残機があれば死なないそれは便利に見えて最も大切な人ができた時、その人と時が刻めない、テツにとってはどんなことよりも耐え難いだろう。なら、今楽にしてやった方がいいのだろう
今生きて欲しいなんて言っても、逆効果なのは目に見えている。俺が、俺しかいないんだ。
「わかった」
「ありがとう、リトくん」
「なぁ、テツ?俺の秘密を教えたげるよ」
「へぇ?それは楽しみだ」
「俺さぁ好きな人いんだけど、誰だと思う?」
なるべく、動揺していることを悟られないように声色を優しく話しかける
「え〜?誰だろ?あれかな本部のカウンターの人?」
コイツの死ぬ間際だというのにこの呑気さは何度も死に慣れてしまったことからなのだろうか。
「…お前だよ、テツ」
「へ?////」
「本当はちゃんと告白するつもりだったんだぞ、それッ、なのにッ」
あぁ、声が震えて上手く喋れねぇや、だっせぇな、
「そっか、じゃぁ生まれ変われたらまたリトくんに会いに行くね」
テツはこんな時でも優しく声をかけてくれる。ぁあ、嫌だなぁ、
「んじゃぁ残機猫そっくりのきれーな猫にでも生まれ変わってよ」
そういうと、テツは優しく微笑んだ
「おう、任せな!」
その笑顔に、声に辛くも背中を押され
俺は、テツ胸にナイフを突き刺した。
こんな感じで不穏に進みます。閲覧感謝です!!
コメント
2件
最高だけどメンタルの調子を整えながら見なきゃいけなさそうだな頑張ります!