各々の酒を準備してくれているハスクを見ていると、ふとカウンターの皿が空になっている事に気がついた。
〇〇「あ、おつまみなくなっちゃったね。
簡単なもの、何か作ってくるよ」
チャーリー「本当!?ああ~〇〇の料理、私大好きよ!」
ヴァギー「そうだね、どれも本当に美味しいし・・・
でもいいの?こんな時間から大変じゃない?」
〇〇「大丈夫。何か作らせて?お酒と楽しいお話しのお礼にさ」
ハスク「そういうことなら、楽しみにしておくか。酒は準備しとく」
〇〇「うん、任せて。ありがとうハスク」
私は住人でもあるけれど、ホテルの料理担当も任せてもらっている。
たまたまキッチンを借りて作ったおつまみがみんなに好評で、そのうちおつまみに留まらず食事も頼まれるようになったのだ。
〇〇「(まぁ、料理好きとしては誇らしい限りだけどね)」
今日は何を作ろうか。と胸を弾ませて、一旦ロビーを後にした。
No side(第三者視点)
エンジェル「ほんっと、〇〇って悪魔とは思えねーくらい優しいよなぁ」
ハスク「確かにな。一体なんだってこんな地獄なんかに落ちてきたんだか・・・」
ヴァギー「〇〇、あまり自分のこと話さないから・・・それにしても誰も知らないの?」
エンジェル「あんな風に見えて、実は連続殺人犯!・・・・・・とか・・・」
チャーリー「冗談でもやめてエンジェル、〇〇に限ってそんなことあるはずないわ!
あんなに良い子なのよ?
・・・そう、よね・・・・・・あんなに良い子なのに、どうして・・・」
〇〇の出て行った扉を見つめ、全員が静かに首を傾げていた。






