コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「抑求不満」
二次創作
nmmn
irxs
BL
Rシーン無し(ただしR表現はあります)
水青
桃青
バットエンド
死ネタ
血有り
嘔吐有り
約4600文字
わりとドギツいストーリーしてます。
バットエンドに耐性の無い方は
読むことをおすすめできません。
閲覧を控えるようお願いします。
nmmnを扱う作品です。
コメント欄ではメンバーのことを赤や青で表すなど検索避けをご協力お願いいたします。
水side
僕の彼女は所謂メンヘラだ。
最初は何故か僕にだけ冷たくて生意気なところが可愛くて好きだったのに、付き合った途端急に人が変わったように甘えてくる…というか、求めすぎるというか、いや、僕に甘える姿は可愛いけど…
正直言って、今の青は僕が好きだった青じゃない。
別れたい。
別れたいけど、
別れようなんて言ったら何されるか分からない。
最初は頭を撫でたり、抱き締めたりだった。
水「青、よしよし…可愛いね」
青「水…せやろ、可愛いって…」
水「うん可愛いね、よしよし」
離…
ガシッ
青「ゃ…やだ、もっと」
水「んぇ?」
青「まだ足りひんの、もっと…なぁ、もっと」
水「ぁ…うん、よしよし…」
青「グスッ…グスッ」
水「はぁ…、」
キス、それからもっと先のことをする度にどんどん青の欲求が強くなっていった。
青「はぁッ…ぁッ…なぁ、水、もう一回シよ、?」
水「ぁ、うん…」
青「なぁ、もう一回ッ」
青「もう一回ッ」
水「もう今日はシないよ」
青「なんで?なぁ、なんで、まだシたいんやけどッ」
水「シないよ、」
青「ぅ゛う…グスッ、ぅ…」
水「ごめんね、青」
青「いややッ…水ッ…なぁもう一回、!」
水「青、もう別れよう」
水「もう僕耐えられないよ。」
この日が初めてそう口にした日だった。
青「ぇ…?」
青「ゃ…やだ!!別れるなら俺死ぬわ!!」
水「青、」
青「本気やで、水と別れるくらいなら死んだ方がよっぽどマシや、なぁなんでそんなこと言うん結局俺のこと好きじゃなかったんや今も前も水が愛した俺やろなんで別れるとか言うん?俺を騙して遊んでたんや最低やでなんでそんなこと言うんかなぁ水ってそんな人やったっけ、なんでなんでなんでなんで嫌や別れたくない捨てないで水、水のことこんなに大好きやのに、愛してる、なぁ水ッ」
青がキッチンから包丁を出して自分の首に当てる。
いつでも死ねる、お前のせいで、と言っているように。
水「ごめん、嘘だよ。別れないよ。」
青「ん…」
少し微笑んで僕の腕の中で眠りにつく青。
たまらなく憎らしくて、まだ少し可愛かった。
青side
最近水がシてくれへん。
前まではいっぱいシてくれたんに、1日に二回以上シないと気が済まないんに。
もっと水を感じたいもっと水とシたい愛されたい愛してる水、なぁ、なんでなんでなんで、
寂しい、水にもっと可愛いって、よしよしってされたい。
青「もしもし、桃?会いたい、話聞いて。」
ピンポーン
ガチャ
桃「青、いらっしゃい」
青「桃…グスッ」
桃「っ、!?青大丈夫!?」
桃「とっ…とりあえず中入って」
桃は扉に鍵をかけて俺を中に入れてくれた。
少し話を聞いて欲しいだけ。桃、聞いて。
桃「そっかぁ…水も忙しいのかな」
青「でも忙しくたって可愛い彼女とシて疲れ癒したいって思わないん!?俺そんなに可愛くない…?」
桃「そんなことないよ、疲れたときに彼女とシて癒される人も居るし逆に疲れちゃう人も居るんだよ。きっと水は後者なんだろうね。」
青「前は毎日2回以上でも必ずしてくれたんやで?」
桃「う~ん、それは寂しいね、」
そうなんよ、俺寂しいの、寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい。
ねぇ桃、
チュッ
桃「んッ!?、?!?」
青「…」
目から涙がこぼれる。
もういっそ水じゃなくていいから。
この空っぽのところを満たして欲しかった。
1人でシても、玩具でシても、何をしても足りないものをください。
桃「…青、ダメだよ、水が…ッ」
青「ん…ふッ」
チュッ…チュッ…
青「はぁ…ッ」
青「桃、」
そのまま流れに身を任せて桃と体を重ねた。
正気に戻ったその頃には全てが終わっていてもう後戻りは出来なかった。
このままじゃ水に捨てられるかもしれへん、
やだやだやだやだ別れたくない水大好きやで愛してる俺を愛してくれたこと忘れられへんよ水ッ…
桃「大丈夫バレないから、絶対俺もバラさないよ。大丈夫大丈夫…」
青「グスッ…ぅ゛…うんッ」
だけど息が出来ない程泣いた俺の顔は、目が腫れていて誰にでも絶対泣いたとバレる。
水に今日は帰らないと伝えて桃の家で1日過ごした。
桃 (青の首にキスマつけちゃったけどね…♡)
それから顔が戻った頃に水との家に帰った。
水「あ、おかえりっ」
笑顔で迎えてくれた水が辛かった。
たまらなく愛おしくて、少し怖い。
水side
ようやく仕事が一段落着いた。
最近青に構ってあげられなかったし、青のことだから相当溜め込んでるに違いない。
今日くらいは2回戦までいってあげよう。
もう好きは薄れてるけど、
水「青、今日久々にシよう?」
青「ふぇあッ!!!??!」
いきなりすぎたか、突拍子も無い声で驚く青。
上がる口角とは裏腹に目に涙を浮かべる。
でもきっとこれは嬉し涙だろう、そういうところは少し可愛い…とか…
青「するするッシます!嬉しいッ水っ水っ!!」
青が犬だったらすごい勢いでしっぽをブンブンしている。でもちょっと声が大きすぎるかな。
そして迎えた夜、下だけ脱がして弄ってあげる。
青は他の人に比べて感度が高いのか少し触るだけで声を漏らす。
ようやく本番と言うところで上を脱がす、
だけど僕は息を飲んだ。
青の首には無いはずの真っ赤なキスマがあった。
水「青…?これ何…」
青「え、なんや?なんか変なのある…?」
青「ぇやだやだ何?水そんなに見ないで何!?」
どうやら自覚が無いよう、だけど虫刺されには見えないし、ぶつけたようには尚更見えない。
言葉を間違えれば青はまた包丁を出してくる。
水「青…?これキスマだよね、」
そして画面のついていないスマホを取り出しその反射を青に見せてあげる。
青「ッ!?」
水「浮気…してたの?」
青「違うッ…してへん!、大好きな水が居るのに浮気なんてせぇへんよ…」
そう言いながらまた涙を流す青。
いつもいつも泣いてばかりいて、
そんな青も前までは好き“だった“
青「ごめんなさいごめんなさいッ…そんなつもり無かったんよぉ…!!」
思い返せば昨日は帰ってこなかった。
そして少しいつもと違う香水の香り、
違和感を感じてはいたが確信に変わる。
こいつは浮気をした。
憎らしくて、可愛くない。
青side
死にたい。
まさか桃がキスマを残していくなんて。
桃を怒りたくなったが先に手を出したのはこっち。
そして水はこんな俺を許してはくれへん。
死にたい、俺は水が居ないとあかん、水だけ居れば他に何もいらないのに、離れたくない別れたくない。お願いします別れないでください…ッ
青「グスッ…ごめんなさい、寂しかったんよ俺、」
水「あっそう」
青「わ…別れないで…ください…」
青「ぅ゛ぇ…ごめんッなさ…ッ」
気持ち悪くなって、喉から何か突き上げてくる。
青「ぅぐッッ!?…ぉぇえッ!!」
青「おえ゛っ…ッげほっ、げほっ!」
青「ぃ…水ッ…ごめッ…ぉえ゛ッッ」
水「誰も別れるなんて言ってないよ。」
青「ッ、!?」
水「大丈夫別れないよ。」
青「ほんま…ッ?」
水「うん」
その言葉に安心して、そのまま意識を飛ばした。
水side
ここで別れるなんて言ったら青を殺しかける。
それに僕が殺される可能性もある。
ひとまず別れないと告げて、青の吐物で汚れたベッドを掃除する。
次の日、僕より遅く目を覚ました青がまた僕に甘える。いつも通り変わらない、まるで昨日のことが嘘だったかのように。
ただ僕だけがこいつをどうしても可愛いと思えなくなっただけ。
それから何事もなく日々が過ぎていった。
青「なぁ、最近なんで可愛いって言ってくれへんの…?」
涙目で僕に訴えかけてくる。
そんなの、お前が浮気したからに決まってる。
まさか可愛いと言わなくなったのがバレるとは思わなかったけど。
その言葉を飲み込んで言う、
水「えぇ、そうだったかなぁごめんね、でもずっと可愛いって思ってるからね」
青「なんでやねん言ってくれへんと分からへんやんもっとちゃんと可愛いって言ってや!!」
僕がどれだけ我慢してるか青は知らない。
それで良かった。今までは。
でももう我慢の限界だ。
水「別れよう。」
青「ぇ…なっ…なんでいきなりそんな事…言うん…?」
いつもなら騒ぎ散らかすくせに今日は泣くだけ。
青「ごめんなさい…分かってますッ…俺可愛くないし…ッごめんなさいッッ」
青「水に捨てられるの分かってますッ…ずっと怖かった…嫌やッ別れたないッッ水嫌ッ…ぁ…ごめんなさい」
青も流石に自分のした過ちを理解しているようだ。
別れるなら今しかない、別れる。
ただ泣くだけの青が、可哀想で憎らしい。
青side
どうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしよう
別れたない捨てへんで別れたない水ッッ
お願いや一生のお願いやから別れへんで
水…あの時俺のこと好きって言ってくれたこと覚えてるのに、俺はこんなにッ…
水「青、好き…付き合いたいです」
あの時俺は水が特別好きでもなくて、ただ生意気な年下くらいにしか思ってなかった。
でも、灰色だった俺の視界に色をくれた。
俺の恋人。水はこんな俺のことを愛してくれた。
返事はもちろんOK。まさか俺を好きだなんて、
好きって言ってくれたこと絶対忘れへん。
俺を愛して。俺を可愛いって言って…。
別れるなら殺してやる。
俺はふらふらと立ち上がって包丁を取りに行った。
すぐに戻ると水はベッドで横になっていた。
その上から覆い被さる。
水「ッ…!?」
俺の手には包丁。
水は一回り体格の良い俺に覆い被されれば逃げられない。
青「水、愛してるで」
青「俺のこと愛してくれてありがとう、もう何か怖いこと無いからな。」
水「ッッ…」
包丁を勢いよく降り下ろすと水の血が飛び散る。
好きな人の中身を堪能する。
何度も何度も振り下ろして滅多刺しにした。
最後の最後まで水は、俺の綺麗な恋人だ。
そして、俺は涙を流しながら最後に自分にも包丁を刺した。
そのまま包丁を手放し、最期に水に抱きつくように倒れた。
青「なぁ…水ごめんなぁ…ずぅっと愛してんで。」
その後俺たちがどうなったのかは知らない。
桃達のことも知らない。
俺たちにはもう知る術もない。
ただ、もう苦しみから解放された。
水side
まだ死にたくなかったのに。
「抑求不満」