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「愛、。」

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「愛、。」

第2話 - 第2話

40

2023年12月28日

#オリキャラあり

#下手注意⚠

#恋愛

#呪術廻戦夢小説

#禪院直哉

#コメディ

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40

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第一話を手直ししたので、ぜひ読んでみてください！大まかな内容は変わってないです。

将来でなく今書きたいと思ったので、続きを書きます！

ふっと目元を緩ませ、柔らかい視線を伴って、直哉さんが手を差し伸べてくれた。

手を取っていいのだろうかと迷いながら、そっと腕をのばした＿＿

ｽﾞｷｯ、

！！…忘れてた。さっきまで、いつものように殴られて蹴られていたことを。

足と腕にかなり傷ができてしまっていた。…いや、顔にもきっと血がついて…、！

直哉さんが、こっちを見ていた。急いで立たないと＿

……ﾋｮｲｯ、。

……！？

自分が考えていることが、正しいのかわからない。…だけど、多分私は、抱え上げられている…

ふいに、この人のことを思い出してしまう。

こことは違う禪院の家の、”問題児”…。

このまま、抱えたと見せかけて落とすつもりだろうか。というか、さっき言っていたことも全部＿＿

えらい怪我してしもて…ったく、アンタらがもっとババアやったら、ぶっ殺したるんやけどなぁ？（ｷﾞﾛｯ）

ﾋﾞｸｯ、と。…身体が勝手に震えた。

あまり怖がれば、何をされるか分からないというのに。…この人は多分、私の味方なのに。

椿ちゃん。腕とか、痛ない？こんままで、ええ？

ぎこちなく首を傾げて、直哉さんが聞いてくる。…気のせいか、私の反応を気にしているように見えた。

は、はい。…お手を煩わせてしまい、申し訳ございません。

平静を装って、声を絞り出す。

…敬語に慣れていて良かったと、初めて思った。

…誰のせいや。

え？

敬語が染み込んだんは、誰のせいや？

怒って、る…

…どなたのせいでもありません。

……ほうか。この家にはもう、用ないな？

？…はい。

ほな、おばちゃんら、さいなら。…ﾀﾞｯ、

数秒遅れて、理解した。

直哉さんが、私を抱えたまま、物凄いスピードで走っているのだった。

…ど、どうしよ、

…言いたかったんや。もう大丈夫や、って。

…！！

あかんな。一番怖いんは、俺やな、ｗ

ふっと、直哉さんが苦笑した。

…バレている。

そりゃそうだと、冷静な心が告げていた。ﾄﾞｯ、ﾄﾞｯという心臓の音が、ひどく遠くから聞こえてきた。

…直哉様は、なぜ私を助けて下さったのですか。

やっぱりダメだった。どうしても、声が震えてしまう。

…決まっとるやろ。理不尽な家に、椿ちゃんがおるんは嫌や。

風のように空を切り続けながら、息切れのない声で彼はそう言った。

ありがとうございます…ｯｯ

この人が本当に、善心で私を助けてくれたのなら。

まだ、信じていいのかは、分からないけど。

私は、貴方様に仕えればよいのでしょうか、。

…そうや。別に敬語も、いらんのやで。

…いけません。

俺は、傷なんかつけへんで。絶対や、。…ちょっとずつでええから、信用したってや。

寂しそうな瞳で、彼がそう言った。

…承知いたしました。ですが敬語は、つけさせてください。

…分かった。ほら、着いたで。

着いた先は、別の禪院家の、多分直哉さんが住んでいる家の、広い庭だった。

直哉さんが、縁側から、迷わず屋敷内に踏み入っていく。

ｽﾊﾟﾝｯ、と目の前の障子が開けられた。私は、そっと畳に降ろされた。

ここ、俺の部屋やさかい。隣使うてや。…ほな取りあえず、じっとしてはって。

…？はい。

（ｷﾗｯ）…俺なぁ、反転術式使えるんや。誰にも、言ってへんのやけど。

！！…そうなんですね。

…気づかへんねんな。椿ちゃん、俺が今から傷全部治したる。

！？…え…

せやから、おいで。遠慮なんか要らへん、はよ。

……失礼いたします、…

そないに怯えんでええから。…そうや、ぎゅってしよか？いや、してええよな？(*^^*)

圧が、す、すごい…

…お、お好きになさってください。(・・;

ほな、好きにするわ。（ｷﾞｭｯ…）……ほっそいなあ！？

（ﾋﾞｸｯ）…ぇ、あ、申し訳ございませんｯｯ…

あ、ごめんごめん！（ｷﾞｭｩｯ）って、腹にも傷あるやんか。ごめんな、時間かかってまうわ。

…お気になさらないでください。とてもありがたいことですので。

優しいなあ、椿ちゃん。…てか、今いくつや？

12でございます。…直哉様は、お幾つでございましょうか？

16や。…なあ、椿ちゃん。

はい？

俺な、椿ちゃんは、術式持ってる思うんや。

…え、？

ま、勘やけどな。なんや色々条件がありそうやで？

条件、でございますか？

勘やから、違うかもしれへんけどな。…一つは、「人並みに愛を受けること」やって。

…今は、不合格なのでしょうね。

せやから、俺があげたる。愛やなんて、椿ちゃんやったらいくらでもあげれるで(*^^*)

…本当によろしいのですか？私は、まだ貴方様が…あ、。

怖いんやろ？心配せんでええよ、溺愛でもなんでも、俺は得意や！ｗ

で、溺愛……//

あ、傷全部治ったで！…なんや顔赤いけど、どないしたん？（かわええな…）

あ、いえ、…あの、鏡を見てもよろしいでしょうか？

ええでええで！見てみぃ、むっちゃべっぴんさんやで！！はい、これ。

…？！ｼﾞ−…こ、これ、本当に私でしょうか？

ふっ、ｗ　当たり前やろ！椿ちゃんや、正真正銘の。

え、…ええ…？( •̀ㅁ•́;)

読んでくださりありがとうございます！長くてすみませんオマケです。

Before椿。（仄暗い少年少女　様）

After椿。（くろまとメーカー　様）着物はそのままです。実は肌とクマまで直哉が治してました☆