皐月『それで今日は日曜日だけど何か予定立ててんのか?』
桜「…あー、何も…」
楡井「すみません、俺も泊まりが楽しくて…」
蘇芳「…、ならショッピングなんてどうかな!隣町の大きいお店なら楽しめると思うよ!」
皐月『ショッピングか、暫く行ってないし良いかもな』
電車の時間を調べて俺たちは隣町ではなく少し遠いとこで買い物しようと話になった。
その街では大きいお店もあったりしてゲームセンターなり、服やら靴、鞄、何でも揃ってて帰りにはみんな疲れて眠ってしまってた
皐月(コイツらも子供っぽいことあるんだよなぁ…、いつもなら蘇芳も見てるから、とか言ってたけど楽しんだみたいで安心した…。
ただ、この幸せがいつ続くんだろうか…、俺には爆弾を背負ってる、この街ではやってけないような、喧嘩できない理由がある…、)
ボウフウリンの人間たちが俺の事を意識してるのは分かった、でも俺自身が皆に知られて欲しくない…、
色々考えてると最寄り駅で桜たちを起こして帰路に着いた。
蘇芳「寝ちゃってごめんね、皐月くん少しは楽になれた?」
皐月『?楽になれたって?』
蘇芳「ココ最近、いやもっと前からクマが酷くてさ…まともに寝れてないんじゃないかと思って」
楡井「確かに!寝れてなさそうな感じしました…」
皐月『蘇芳、楡井、ありがとう、気分転換になったし、もう大丈夫だよ、ありがとう』
そう言うと2人は満足そうに帰って行った
たったひとり覗いて
桜「お前、嘘ついてまでこの現状居ていいのか?」
皐月『やだなぁ、嘘なんてついてないよ』
桜「…ッ嘘つくなよ!ずっと無理してたの分かるんだよ、俺とお前似てるから…」
皐月『…、似てる?誰と誰が、似てるんだ?』
桜「…ッ俺と皐月は似てると思ったから、だから
助けになりたいと思った」
皐月『全然似てないよ、俺は……、俺は両親を殺したから、だから俺はお前らと生きていけない、近々この街を去る予定だし、もう忘れてくれよ…』
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