この作品はいかがでしたか?
2,320
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遅れてすいません。3週間位出してませんでした、すいません。反省。
⚠注意⚠
・ブルーロックのキャラがめちゃくちゃ。
・キャラ崩壊ありʕ˙˟˙ʔ(というかみんなキャラ崩壊)
・設定がおかしい。
・潔→凛の凛→潔みたいな?
・凛ちゃん性格変わってる(?)
・凛は出てきません。
・もちのろんでBLあり(えろではない)
・なんか転生あり
・モブ出てくる。いじめっ子。
・冴お兄ちゃんが出てきますよ。
・蜂潔、カイ潔匂わせではないですよ圧。
・キスシーンあり(?)
いつも注意書き読んでますか!?作者はすぐに人の地雷という地雷を踏み尽くしますよ!?ちゃんと説明書き読んで下さいね!?(すんません)説明書き読んで大丈夫な方はどうぞ😊そして作者は一切の責任を負いませんので。ご注意を。
フレンチレストランの個室で喧嘩しながら取っ組み合いをする二人を見つめて、クスッと笑った。だって、喧嘩してる二人の顔が凄く笑ってて、楽しそうだったから。
「世一、何を笑ってるんだ!?」
「ねー世一!!此奴のこと止めてよ!!」
「お前らマジで静かにしてくれね?」
一応フレンチレストランなのに、此奴らはずっとぴーぴー言ってて、うるさい。___ん?喧嘩の内容?それは、、、。
「だから世一は俺とキスすんの!!」
「じゃあ俺は世一と朝チュンしてやるよ。」
、、、朝チュンとは。それは、
ということだ。はは、、、。辛(´・-・`)
どうやら、此奴らは、俺となんかキスとかそういう奴をしたいらしい。いや辛。BLは辛。
やっと(?)2人の喧嘩も終わって、帰れると思った。
、、、そしたら。
「やっと此奴と離れて世一と2人きりになれる、、、。」
「明日も迎えに来るからな、俺のお姫様?」
「おいクソ野郎。俺の世一に気安く触んな。」
また何故か喧嘩を始めた。しかもなんかおかしい。おいカイザー、俺はお前のお姫様になった覚えは無い。勝手に変なあだ名で呼ぶな。あと廻は落ち着け。
「だから2人とも喧嘩すんなよ!!」
「抱き殺していい?このクソ青薔薇マウント野郎に取られる前に。」
「静かにしろ蜂楽。」
「え、蜂楽呼びやだ。怪物が泣く。めぐる呼びでしょ。」
「うるさい蜂楽。」
そう言うと、廻のテンションが目に見えるぐらいしゅん、、、となった。そのままポロリ、と涙を流す。
「、、、え」
「俺蜂楽呼びやだ、、、。ぐすん」
ダメだ騙されるな。これは嘘泣きだ。しっかりしろ俺。
、、、いやでも、、、。可愛すぎて、、、。くそぉ、、、。
「、、、めぐる、、、。」
「!!」
途端、廻の顔がぱあっと明るくなって、俺に抱きついてきた。う、可愛い。幼馴染パワー。可愛い。
カイザーが金払ってくれて、やっと帰れることになった。これまでに1時間。長。どんだけ口喧嘩してたん。
「はぁ好き世一。愛してる♡」
そして、現在進行形で廻が俺の事を抱きしめてがっちり離さない。、、、正直に言うと、前世のカイザー並にウザイ。こんなこと口が裂けても言えないけど。
「廻さーん、、、。帰りませんか、、、。」
「世一、俺の家来るんでしょ?一緒帰ろ〜ね!!」
話が噛み合わない。ああ言えばこういうってこういうことか?(違う)、、、もうこうなったら仕方ない。廻を家へ連れて帰ろう。
「はーい俺の家に帰りますよ〜、廻さーん。」
「やった!!じゃ、帰る〜!!」
こういう所は子供みたいでクッッッッッソ可愛い。きゅんです。
「ね、世一。」
廻が少し頬を赤くして、俺に話しかけてきた。いつもと違い、やけに緊張しているっぽい。
「うん?何?」
「今日さ、世一のハジメテ貰っt」
「潔世一を出せっつってんだろ!!」
、、、え、?
その、聞きなれた声にバッと振り向けば、あの、見慣れた小豆色の髪の毛が見えた。
______なんで?なんで、お前が此処に、、、。
、、、なんで、此処を知ってるの。なんで、俺の名前を呼んでるの。なんで、俺と凛を裏切ったのに、俺の前に姿を見せるの。
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで。
そう思うと同時に、喉がとてつもなく痛くなって。
「ッ、ゲホッ!!」
思わず、咳き込んでいた。
、、、あれ、なんで。なんで俺の手に血が付いてるの。目の前で廻が俺の肩を揺さぶって、何かを叫んでいる。なんて言ってるの。廻。
___俺、死ぬのかな。それとも、また病院にいないといけないのかな。それとも、また父さんに、犯されるのかな。サッカーも出来なかったのに。なんで、俺ばっかり辛い思いしてまで生きてないといけないの。前世で、いい思い沢山したから?でも、じゃあなんで凛と最後まで一緒にいさせてくれなかったの。ねぇ。誰か答えてよ。なんで。
ふと、昔読んだ小説を思い出した。
『クソみたいな人生』そんな題名。親友だった筈の人に裏切られて、父親に犯されて、折角できた友達も裏切ってしまう、そんな今の俺にピッタリ。
、、、気付けば、倒れている俺を見つめているもう1人の俺になっていた。廻が隣で俺のことを抱きしめて、「世一!!起きてよ!!」と呼びかけている。カイザーが、タオルを持ってきて俺の口から溢れ出ている血を必死に抑えている。2人とも、泣いていて。
あぁ俺、愛されてる。たとえ、凛が愛してくれなくても、この2人が愛してくれている。今まで気付けなかった。凛のことばっかり見ていて。
___幸せだ。
ツゥ、と涙が一筋零れる。
気付けば、目の前には廻とカイザーが居た。
2人が、目を見開いて、俺を抱きしめた。力を入れ過ぎて、爪が白くなっている。
「世一、世一、、、。世一だ、良かったッ!!」
「お前が、消えてしまうかと思った。世一、、、。」
2人は世一、世一、、、と俺の名を呼びながら俺の肩に涙に濡れた顔をグリグリと押し付けていた。
「、、、廻、カイ、ザー。顔、、、あげて。」
俺の言葉に、2人がバッと顔を上げる。
「ありがとう。大好き。」
そう言って、2人の唇にキスをした。
ちゅ、というリップ音が響く。5秒位立って、その柔らかい唇からそっと俺の唇を離した。
2人の顔が真っ赤に染まる。その顔を見つめて、俺はにこりと微笑んだ。
続き⬇
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