タプトリ
スンリ「…」(腕切
ポタポタッ…
いつからだろう、こんなことするようになったのは
スンリ「ぁ…」
今では無意識にカッターを手に取って、気づかないうちにどこかしらを切っている
スンリ「シーツにしみちゃった…」
また洗濯しなければ、と立ち上がる
タプ「スンリ、入るぞ、」
スンリ「ぇ、あ…ヒョン~、、」
なるべく冷静に、落ち着いたトーンで話す
スンリ「入る時はちゃんとノックしてって言ったじゃないですか~」(笑
腕を後ろに組んで、傷を必死に隠す
タプ「スンリ、隠してること…あるよな?」
スンリ「え?」
思わずまぬけな声が漏れてしまう
タプ「腕見せろ」
スンリ「ぃ、ぃゃ…」
タプ「おそい」
ヒョンは無理矢理俺の腕を引っ張って袖をまくって傷をよ~くよく見る
スンリ「…」
タプ「気づけなくてごめんな、」
スンリ「ヒョンのせいじゃないですから…」
タプ「今…包帯持ってくるからな、」
スンリ「…はい」
ヒョンが部屋を出てって、包帯や救急箱を取りに行った。
俺は不安と恐怖で体が動かなかった
タプ「スンリ、腕出して」
スンリ「はい…」
タプ「ん…」
ヒョンは優しい手つきで俺に消毒をして包帯を巻いてくれる
スンリ「ヒョン、ありがとうございます…」
タプ「今日、みんなで話し合いをしよう、」
スンリ「え…、!!」
タプ「スンリ、夜俺の部屋に来てくれ」
スンリ「はい…」
あれ、なんでだっけ、
なんで、なんで俺は自傷行為なんてしてたんだろう、
毎日自慢して、毎日美味しいご飯が食べれて沢山のファン達に囲まれて、可愛い女の子達と話して、ヒョン達と沢山イチャイチャしてたのに、
…もっとかまって欲しい
おれだけをみてて
みんなみんな、俺に構って
そしたらもうこんなことしないよ、
ヒョン、ヒョンヒョンヒョン、俺のことを特別扱いして、ヒョンの特別にさせて
ヒョンは俺のことで頭をいっぱいにして
お願い
『大好きです』
おわり
コメント
5件
自傷スンリ好きになってきた…… 病んでるのも最高すぎる♡ 話し合いはなにをするんだろ、?
なんてこった…スンリ凄い可愛すぎません…???💗🙄🙄💗 ちょっと病んでるの好き🫰💕