md視点
自分なりに、ラダオを守ってきたつもりだった。
アンチは消してきたし、ラダオが楽しくなるようにゲーム作ってきた…。
でも、どうして…?
なのに… どうして……
ドうシテ…… らダオ……ッ?
md「…ッぁ‟…」
ct「みどり…くん…?」
md「あ‟…ッ…が…ッ」フラ
もウ… シにたイのなラッ、オレが殺シテあゲナきャ…ッ
ラだオが、楽ニなレルようニ…ッ
オレが殺シテ…ッ ミンナ殺しテ……
rd「―――」ボソ
kyo「どりみーッッ!!」ガッ
md「…ッ!」ハッ
気付いたら、オレはレウサンが持ってきたであろう果物ナイフをもってラダオの首に突き付けていた。
皆、オレを睨んでいた。 キョーサンはオレの腕を掴んで、コンチャンはラダオを守るようにして立っていた。
md「ぇ…ッ?…ぁ……ッ」ハァッ…ハァッ…
ct「…みどりくん……」
なにが起きたか自分でも分からない。
なんでラダオを殺そうとしたのか。
なんでッ、なんでッ、なんで…ッ
オレは自分が怖くなって病室から飛び出した。
この場所から少しでも遠くに行こうとして。
kyo「どりみーッ!!?」
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖いッ……
優しい皆が、笑わせてくれる大好きな皆が、オレを睨んでた…
オレを敵を見るような目で見てたッ!
皆ッ、オレのことキライ…ッ?
……ラダオを殺そうとしちゃったから? ラダオを守れなかったから?
もう何も分からないッ、分かりたくないッ……
md「ラダオ……ッ」ポロポロ
気が付いたら病院の屋上で1人、泣いていた。
だた1人で…、必死に救おうとし相手をずっと、ずっと考えて。
声を押し殺し、嗚咽なんて聞こえないように。
コメント
3件
神作品っすね!