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ぽぽぽ
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みのむし!!
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やっぱ ノベル しか 勝たん ()
余談ですが、この作品に出るカクテルは全て言葉と合うようにしております。
見たい方はこちらを。
https://otokonokakurega.com/alcohol/27994/
茈赫
長編にしたい予定(
下手
短い
地雷様はお帰りくださいませっ.ᐟ.ᐟ
赫 視点
その街は、酒が盛んだった。
特産物としていくつもの酒が売られ、店には居酒屋がバーがある。
俺は、ふらっと路地裏に入った。
ひとたび入れば気分を催す路地裏だが、そうではなかった。
そこにあったのは、1軒の小洒落たバーだった。
木でできたドアを押しのけると、カランカランと小気味よい音が聞こえる。
「いらっしゃいませ。」
静かな声に迎えられながら、1つのカウンター席にすとんと腰を下ろした。
頭がぼーっとしていたのか、隣に人がいることを把握できていなかった。
「あのさぁ、」
そう声をかけられて、肩がびくりと跳ねる。
目を向けると、アメジストのような紫の髪に、すっと切れた檸檬色の瞳の男がいた。
「俺、一人で飲みてぇからずれてくんね.ᐣ.ᐣ」
あとから座ったのはこちらだ。
席を動くのはあちらではない、そう思い、席を少しずれる。
再びそいつに目を向けると、アイ・オープナーのカクテルを俯きながら少しずつ飲んでいた。
そんなやつの顔を見ながら、すっと手をあげる。
すると、バーテンダーが来た。
「俺はスクリュードライバー、」
その後に、小声で告げる。
「あいつに、カンパリオレンジを1つ。
俺からだって言わないでもらえると助かる。」
「かしこまりました。」
一礼して去っていくバーテンダー。
「…初めてやったな、こういうの。」
なぜあんなことをしようと思ったのか、そんなのはカクテルに込めるものだ。
だってここは、バーなのだから。
茈 視点
「こちら、カンパリオレンジです。」
「、.ᐣ.ᐣ」
見覚えも聞き覚えもないカクテルに、頭をひねらせる。
「まぁ、そうですね。
サービス、と言いますか。」
目を泳がせながらそういうバーテンダーは、すっとまたカクテルを差し出してきた。
「そう、ですか……」
「ありがとうございます、.ᐣ.ᐣ」
その好意を素直に受け取り、一口飲む。
オレンジの爽やかな酸味に、カンパリのたくさんのハーブやスパイスの味がきいている。
「おいしい、」
ふとそう漏らすと、びくりと少し離れたさっきの客の肩が揺れた。
「…あの、どうかしました、.ᐣ.ᐣ」
「…なんでもないです。
あの、明日来れます、.ᐣ.ᐣ」
「どうしてそんなこと……」
明日はたしか、アフターも入っていた記憶だ。
「明日は無理すね。
明後日なら。」
「なら、明後日また来てください。」
そう言うと、客は椅子を降りて帰っていった。
机のうえでは、アプリコットフィズの水面が揺れていた。
帰ろうとすると、お金はいらないと言われた。
どうやら、誰かが払ってくれたらしい。
「そんなことするやつもいるんだねぇ、」
路地裏から出て、しばらく歩く。
そうすると、先ほどとは違った、色鮮やかな夜の街が出てきた。
無数のネオンに、建物に描かれたいわゆる〝誘い〟の文言。
夜の街。
俺の職場は、ホストクラブだ。
赫 視点
「あの人、かっこよかったな……」
あんだけかっこいいならホストでもやっていそうだな、という思考は塞いで、自分のしたことを思い出す。
「小っ恥ずかし…」
あんなの物語の中だけだと思っていた。でも、
「飲んでくれたな……」
バーテンダーが渡したからだろうか。
何にしても、飲んでくれた。
その事実だけで、少し胸がうれしくなる。
「また、来るか。」
最後に飲むのは、コープスリバイバーがいいな、と思いながら、夜の道を駆け抜けるのだった。
コメント
2件
さーせん っ 、完結 に しちゃって ました っ .ᐟ.ᐟ 普通 に 続く ので ご安心 を っ … .ᐟ.ᐟ
うわ、めっちゃ雰囲気あるバーだな…!カクテル1杯に込めた気持ちのやりとり、すごく好きだわ。スクリュードライバー飲みながら隣にカンパリオレンジ贈るの、なんかもう胸がきゅっとなる。茈が「おいしい」って言ったときの赫の肩の動き、めっちゃわかるわ、そういうとこ刺さる。ホストクラブってのも気になるし、明後日また会う約束って続きが気になりすぎる🔥