テラーノベル
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いつも通り、玄関で靴を履く。
トンッ、
母「…あら、今日は随分と早いじゃない?」
z「ふふ、まあなっ!」
母「これが続いて中学の時みたいに遅刻 ギリギリに家から出るなんてばかなこと、 無くなったらいいんになあ?」
…完全自分の中ではとっくに水に流したことだった。
釘刺されたわ…
z「イッテキマース」
白々しくはあるだろうが突然恐ろしい恐喝を食らったのだ。逃げるしかねぇよな
母「はぁ…しょうがない子やね、気をつけて行ってきぃや!」
ガチャ
ドアから出て、1度深呼吸してみる。
“おし、今日も俺は生きてる。”
謎な確認をして足を踏み出す。
深呼吸でもしないと緊張で倒れてしまいそうだ。なんてったって、高校生になったから!うおおおお!
華のJK、じゃあDKはんなんやろか。鋼のDK…それ錬金術師か。ちゃうな。
そんなくだらないことを考えるのも今日は楽しい。つい先日まで通っていた道と真反対の方向へ軽い足取りで進んでゆく。もう、あんな勉強漬け、心のすり減る、ストレスかかる生活とはグッパイ!おさらばだ!…しばらく?
母校の奴らはばかばっかやからこんな頭いいとこに進学するやつは少ない。偏差値高い70くらいや。
…へっ( ・´ー・`)俺の勝ちだぜ。
よくもまあ自分の頭ながらひしゃげた考えをお持ちで。
そうこうしてるうちに同じ制服を身にまとった1人の男を目にした。
…ネクタイの色が、、って、中学とは違うんやった。
一応色は赤いけど…見分けに使える部分ではないな。
んー?なんか見た事あるような気がするんやが、、、いいや。
?「…あ、」
…ん?あって言った?こっち見て?
何、やっぱなんか見た事あるよな。全く思い出せんけどさ。
?「えーっ、待ってzm?随分久しぶりやん…」
ガシッ
そう言って腕握られた。やばぁめっちゃ力強いやんなんだこれ?
しかも俺の名前知っとんのな??
z「あ、えと緊張で脳回らんわ、名乗ってくれ…」
気まず。よく行った俺
?「あ、あー、すまんな。俺は㌧㌧や。」
とん、とん…あ、あー!????
z「え、あ、あのチビ!?」
確かに覚えとる。んー。言うて幼稚園とかいうクソ昔の話やが。
えー、あんなちびだったんに…こんなでかくなりやがって、
…というか、
“「そ、そんな俺顔変わっとらんのか…?」”
なんで一瞬でわかんねん。むしろその記憶力怖いで?
そう言うとトントンは顔を赤らめて目を泳がせた。
いや、怖いって。
トン「じ、実はzmのかーちゃんから定期的に写真もらってた。スーパーで親同士があった時、同じとこ目指してるって知って…なぜか送られるようになったんよ。」
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一旦終わるね!ノリだから続けないかもだが。リクエスト何かあれば教えて呉たまえ。
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