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こんにちは〜
どぞ〜
目が覚めると見覚えのある天井が視界に入った
「…ここは」
「あ、目が覚めました?」
「…馨くん?」
「そうですよ〜」
「真澄隊長呼んできますね」
「…?!」
「ちょっ…待って!」
そう言い勢い良く起き上がる
「…急に起き上がったら危ないですよ」
「ご、ごめん…」
「…真澄もこの事しってるの?」
「はい」
「此処まで運んで来たの真澄隊長ですからね」
「…そうなんだ」
「じゃあ、呼んできますね」
そう言い馨は部屋を出ていく
「はぁ……」
『…バカ月歌』
「…ごめん」
「…結局迷惑かけちゃったなぁ」
『そういうことじゃない!!』
『俺言ったよね?倒れたら許さないからって』
「うん…」
『あれ迷惑とかじゃなくて心配して言ったんだけど』
「……」
『真澄にいっぱい怒られろ!』
「…うん」
そんな話を頭の中でしていると真澄が入ってきた
「……」
「おい、何か言う事あるだろ?夜咲ィ」
「……ごめんなさい」
「あ?」
「迷惑かけてごめんなさいっ…」
「…チッ」
「……」
「おい、腕出せ」
「ん…」
「…この包帯はなんだぁ?」
「ッ…それは今日の任務のやつ」
「あ?絶対それだけじゃないだろ」
「仕事以外でも自傷してんのか?」
そう聞かれ肩がビクりと震える
「…図星か?」
「……ごめんなさいッッ」
「あ?それは何に対しての謝罪だぁ?」
「…いろいろ」
「チッ…」
「…もういい、倒れた原因は分かってんのか?」
「…多分貧血」
「けっ…」
「治るまで大人しくしとけよ馬鹿が」
「…もう、大丈夫だから」
「あ?バカかテメェは」
「……チッ」
「馨」
「はい」
「こいつ見張っとけ」
「分かりました」
そう言い部屋を出ようとする真澄の隊服の裾を引っ張った
「あ?何してんだテメェ」
「……本当にごめん」
「チッ…めんどくせぇな」
「いいから離せ」
「………いつもありがとう」
「けっ…」
「…離せよ」
「ん、ごめん…」
そう言い手を離すと
真澄は部屋を出ていった