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元貴視点
ダンッ
休憩中にね
電話するってその子出てって
若井もちょっと出るって言った後
廊下からおっきい音がして
若井が凄い剣幕で怒ってて
胸ぐら掴んでて
押さえつけてて
怖かった
wh「お前ッッ!!!ふざけんなよッッ」
mb「はっw」
mb「ふざけてんのはどっちだよ」
mb「マジでバンドで生きていけると
思ってんの?w」
mb「んなわけねーじゃん」
mb「毎日バイト終わりにも練習付き合わされてさぁ」
mb「こっちの身にもなれって 」
mb「元はと言えばお前だよ、元貴」
mb「どんだけ俺の事こき使えば
気ぃ済むんだよ」
mb「別に俺は元々バンドで
生きていきたいわけじゃないし」
mb「もう付き合わせんなよ」
om「な、んで…」
ずっと隠してきた本音は
それだったの
ずっと嫌がってたの
ウザがってたの
mb「どうせお前は俺の事
見下してきたんだろ?」
mb「お前は楽譜読めなくても色んな事務所からスカウトされてさぁ」
mb「楽譜読める俺よりも優れてたから下に見てんだろ?w 」
mb「お前も同じこと
思ってんじゃねーの?」
om「わかッい…」
wh「ッッ」
若井…
動揺してんのわかりやす
若井も本当はどう思ってんだろ
mb「もう諦めなって」
mb「もう俺はお前について行きたいとは
思えないわw」
mb「だってやってること
パワハラ紛いだもんww」
wh「黙れよッッ」
om「若井…もぉいーよ…」
om「も、むり…」
苦手な事も頑張って
築き上げてきた信頼も友情も
簡単に壊れることを知った
いや、最初からそんなもの無かったのか?
そんなこと言うわけないって思ってた
嘘だって思いたかった
でも考えれば考えるだけ
自分がどんな酷いことをしてきたか
見えてきて、やっぱり悪いのは僕なんだ
ずっと孤独で生きてきた中学
高校になってやっと見つけた
居場所だったのに
これからも孤独なんだな
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不穏な空気になりつつありますね
やばい…もう5話いってるよ…
長くなりますね…すみません🙇♀️🙇♀️
コメント
3件
わぁぁ〜…切ないねぇ… そんなことを言われたら… でも、向いてる方向が違ったら、そういうすれ違いもあるよねぇ…