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🤝「それでライくんのことどう思ってるの?」
『まぁ、そんな急かさんといてやちゃんと全部話したるから』
🤝「はぁい……」
『単刀直入に言うと俺はライのこと好きやで』
🤝 「マジでぇ!?」
『うっさいわw 』
🤝「あ、ごめん……!」
『別にええけどさぁ……w』
🤝 「いつから……?」
『ずっと前からやで……自己紹介してから少し話した時に好きになった』
🤝「思ってたよりも結構前だった…!」
『やろ? まぁ、どうやって好きになって行ったか話したるよ』
🤝 「お願いします!」
俺らが初めて顔合わせしたんが二年半くらい前、その時妖術を中心に妖魔たちと戦っとる西でたった一人
何も隠さず自分で作った機械たちで戦っているヒーローが居た
その頃はOriensもDyticaも結成されてまもなくて
OriensはまだしもDyticaは結構荒れてた
その中でもメカニックである伊波ライはロウやカゲツの標的になっていた
それもそうだロウは生まれてから百年以上妖術で妖魔達を切り裂いてきて、カゲツは昔からの古い風習が根付いている忍者の村で生まれ育ってきたのだ
西に染まりきっている二人がメカニックしかも西でとなると変なプライドとも呼べないなにかが邪魔をしたんだろう
ライと必要以上の会話をしない、ライのことを居ないものとして生活をする……そんないじめと呼んでもいいようなことをしていた
きっと二人はこうでもすればあのメカニックは西から出ていく、自分達の目の前から居なくなってくれるとでも思っていたんだろう
でも二人が思っていたよりもずっとライは精神が強かった
それもそうだライにとってロウ達からされた嫌がらせなんて初めてじゃなかった
それなら一体誰から嫌がらせを受けていたのか?無論、西本部の人達である
ライは西でメカニックをするということはどういうことかということをしっかりと理解しながら西でメカニックをしていた
俺も最近までは知らなかったがこの前ライが話してくれた
ライが西に来てからずっとロウたちにされてきた様な嫌がらせは切っても切り離すことが出来ないものだったらしい
それに他の人たちに比べればロウ達の嫌がらせは可愛いものだったのだと……
俺もコメディアンをさせてもらっているし、もともと西生まれの身だから
よく分かってたし、 よく知っていた
生まれの地の古く悪しき風習に毒された者の脅威も嫉妬などに狂った者の脅威ことも
まずら西には機械賛成派と反対派があって、圧倒的に反対派である過激派のほうが多かった
数字で表すと過激派が八割、賛成派が残りの二割って感じやったかな?
そして、きっとロウやカゲツの周りには過激派しかいなかったんだと思う
だから西でメカニックをしているライのことを異常なほど敵を見るのと近しい目で少し、いや結構殺意の籠った目で見てしまっていた
そして、本部の人達は昔に自分を否定された人が多かったと聞いた
だから自分が、自分の作った物が否定されようとも自分のことを貫き通すライの芯の強さに嫉妬をしてしまって物を隠したり、ライの作ったメカを壊したり、メカを作るのに必要な工具を捨てたり、隠したりという嫌がらせをしてしまったんだろう
でも、俺はそんなライに憧れたんだ
俺もコメディアンっていう表に出て嫉妬されるような仕事やらせてもらっとるし、西出身で東に出る時周りの人たちに止められたし、だからこそライのことをかっこいいって思った
ライと顔を合わす前は精神がそれだけ図太いんだからリトみたいにガタイのすごい人なんだろうなんて思ってたら
男性にしは小柄な体格に、高い声、可愛らしい童顔、パッチリとしていて朝焼けを連想させる綺麗な瞳。俺が勝手に想像していた姿と真逆と言っていいほど違っていたから、勝手にギャップにやられていた
それでも話してみれば見た目通りに元気に自分の作ったメカについて話してくれて、少し体に触ってみれば華奢な体からは想像もつかないほどガッチリしていて訓練などの努力をしているんだなと感じ取れた
そして、その可愛らしい少年のような見た目では想像もできないような毒舌も初対面だと言うのに時々、見せてくれて
またそのギャップに俺はやられた
それからずっとその繰り返しで俺は伊波ライという底なし沼にハマっていったんだ
『ってな感じやね』
🤝「そんな前からライくんのことが好きだったんだ……まぁ、確かに精神と見た目って比例しているように思うよね。最初俺マナくんもガタイ良さそうだなって思ってたもん」
『え、俺?』
🤝「いや、だってさぁ?コメディアンとかいう陰キャである俺では考えられない仕事してるって聞いたんだもん!!精神力つえぇ…って思ったよね」
『まぁテツから見たらそうなんかも……?てか、もう俺のことはええやろ!はよテツの悩み事聞かせてや』
🤝「あ、そうだった」
『自分のこと忘れんなよw』
🤝「でへへ、さーせん……」