「泊まりはどうかな」
学生マリッジサポートの広告会議が終わると、会議室を簡単に片付けてオフィスへ戻ろうとした。
それまで一緒に会議室を片付けていた 谷川(たにがわ)が、廊下に出るなり「あのさ」と遠慮がちに言う。
「久世(くせ)、もし大丈夫なら、今月末の休み、俺と代わってくれない?」
「え?」
谷川を見ると、困ったような、それでいてどこか幸せそうな表情で俺を見ていた。
「彼女が急に休み取れて、結婚式のことでご両親と話がしたいって言うから。俺もついて行きたくて」
「そうだったんだ。彼女、実家福岡だったよな。結婚の話もうだいぶ進んでるんだ?」
谷川から彼女がいることや、相手のご両親に結婚のあいさつに行ったと聞いたのは、正月明けだった。
それ以来話は聞いていなかったけど、このぶんだと順調なのだろう。
「うん。秋に結婚式あげるから、久世も来てな」
「あぁ、行かせて****************************
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