ナムジュン side____
最近やけにホソガが上機嫌だ。
今までにないくらい。
授業をサボる回数も減ったし
テストの点だって上がってた。
あのシュガとか言う奴のせいで
ホソガが変わってしまった。
[ なぁホソガ。]
「 ん?なに、? 」
[ お前にとって俺は何? ]
「 う~ん . . 大切なチング、かな? 」
そう。
ここが難点。
このチョン ホソクという罪な男は
俺の事をチングとしか見てないのである。
はぁ . . .
[ ただのチング、? ]
「 ち、違うよッ!! 」
「 俺のチングの中でもいッッッッッッちばん好きなチング。 」
ほら、平気でこういうこと言う。
「 俺が心を許せるたった1人のチングだよ、ジュナは。」
やっぱ此奴は罪な人間だ。
[ じゃあ . . . この間電話してたシュガって奴は? ]
「 えッ、シュ、シュガヒョン、? 」
明らかに動揺するホソガ。
「 えっと、ん~ . . . シュガヒョンはね~ . . お兄ちゃんみたい。 」
. . . お兄ちゃん、ね。
此奴はきっと自分の気持ちに気づいてないんだろう。
鈍感すぎる。
[ ほんとにそう思ってる? ]
なんて、馬鹿なことを聞いてしまった。
これじゃあ自分で自分の首を絞めてるのと同じじゃないか。
「 ほんとにって . . ? シュガヒョンは俺の大切な人だけど . . . 」
“俺の大切な人”
ホソガが彼奴のことが好きで堪らないこと、
彼奴がホソガにとって愛しい存在であること。
俺は全部悟ってしまった。
でも、
どうしても諦められない。
どんな手を使ってでも
“俺のモノにしたい。”
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お願いだ、ナム、諦めろ、
わお