「もうどうでもいい」
学校に響く叫び声。あたりは、戸惑っていた。友達も先生も。これが学園の終わり悪魔の正体。つまり裏切り者だった。
「まさかあんただとは、思わなかったよ」
涙が止まらない。誰も知らない。こんな近くに裏切り者がいたなんて。
(あぁ終われ早く終われ早く、もう変わらない運命。もし戻れるのなら、もし未来が変わるなら変えたい。)
「じゃあね」
カチカチカチ
時計の音がした
パチ
(えっどこここ?天国?)
「ここ学園の寮?」
自分はベッドの上で寝ていた。えっ隣に誰かいる?
「あれ?もうこんな時間?」
(えっ?嘘でしょ何でいるの?)
「どうしたの?マリンさん」
(まさか‥つまり私、マリン・アベルクは、過去に居る?なら未来を変えられる?なら今すぐ皆に伝えなきゃ)
「あのねわたし未来から来て、それでここには裏切り者がいてその裏切り者の正体が‥」
(あれ?思い出せない何で?もしかして過去に来たせいで少し記憶を忘れてる?)
「なにいってるの?変な夢でも見た?遅刻しちゃうよ?それに‥そろそろでしょ?」
そうだ、ここは‥
悪魔を倒すための学校だ
「あの、名前は?」
この子誰?私の過去にいた?
「えぇ~昨日言ったじゃん私の名前はリリアン!リリアン・マリアネット!さすがにそれは酷いよ~」
そうだリリアンちゃんだ。何で忘れてたの?やっぱり過去に来たから忘れてることもあるんだ。
「じゃ、じゃあリリアンちゃんって呼んでいい?」
(取りあえずここは、こうやって親しくなればいいよね)
「いいよ!私もマリンちゃんって呼ぶね‼️」
(ここまでは取りあえず前と同じだよね?)
「行こっか!」
そうだ!また、忘れてた。ここ学校なんだ。前よりどじになったかも。
「うん!」
学校は、普通みたいだな。あの時あんなに荒れてたのが嘘みたい。
ザワザワ
(騒がしいな?)
「そこをどけアメジ様のお通りだぞ!」
あたりは戸惑っていた。
(何事?こんな出来事なかったはず!)
「おい!邪魔だ‼️」
ソルティアは突き飛ばされた。
「痛っ何するの‼️」
(あたりは騒がしくなった)
「あら、そんなことはしろと頼んで無いわ」
(誰?知らない?この人のことも忘れてるだけかな?)
「ごめんなさいね。怪我はない?あんな酷い人にはきっちり叱っておくから。今回は、許してくれないかしら?」
マリンに手を差し出した。
「わかったわ、今回は何も無かったことにしましょうお互いに」
(この方優しいのね名前聞いていいかしら。)
「ありがとう。ところでお名前は?」
(結構優しいな。)
「私の名前はマリン・アベルクよろしくね」
あたりはもっと騒がしくなった
「私の名前言ってなかったわね。私の名前は‥」
知ってるかしら。なぜか見たことがあるきがするわ。
「大丈夫アメジさんでしょ?さっきの人が大声で言ってたよ‼️」
あいつそんなことまで許せないクビにしてやろうかしら。
「一緒に行かない?」
あぁダメに決まってるよね。あいつのせいで
「?いいよ」
えっいいの?いいの?
「行こっか」
(あれ何か視線を感じる。まぁいっか)
「ブツブツあいつ(アベルク)なんなの‥消さなきゃだね」