補習の期間が終わり私はヨルが夏バテにやられたらしいとききヨーグルトを買って家にお邪魔しに来ていた。
「来てくれたんだありがと〜」
とヨルが言う。
「当たり前でしょ。ヨーグルト買ってきたから食べてね」
と机にスプーンとヨーグルトを置いた。
「夏バテって案外平気なんだねー」
と言うので私はそうなん?と返事をした。
それから、補習の期間が終わったのでヨルと一緒に何処か場所は決めていないが出かけに行くことを約束した。
ーーー
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「夏バテにソラも気をつけてね〜」
に対しほーいと気の抜けた返事をし、家を後にした。
帰り道、ヨルに言われた事が脳裏にこびり付いていて自然とアイスを買って帰った。
家に戻るとお風呂に入り、夕ご飯を食べた。
食べている最中、母にヨルちゃんはどうだった?と聞かれただの夏バテですぐ治るくらいに元気だったよと答えた。
夜、寝る時、少しばかし懐かしい気持ちになるのはどうしてだろうかと考え眠りについた。
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「私たちは、ずうっと一緒だよ?」
「うん、わかってるよ」
「大人になってもだよ絶対にだよ」
「わかってるって」
「ホントに!」
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また、夢を見た今度は短い、鮮明では無い、記憶のどこか端にある夢を見た。
一体この夢は何なのだろうか。
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