この世にはダイナミクス性と呼ばれる第二の性がある。俺はsubだった、だが職業柄この事を知るのは俺と首領だけだった、マフィアで相手する奴がdomだったら命令されて終わり。だから裏社会でsubの奴は大抵normalと偽っている。
今日は休日、といってもやる事はないので本を読む
本を読んで数十分後普通に過ごしていたら聞こえないような音が聞こえ俺は寒気がした。 そう思っていた矢先
「やっほ〜中也、何時も仕事人間なのに資料届けて来なかったから私が態々来てあげたよ」 と聞き慣れた声がした。
「だからって勝手に入ってくんなよ連絡すればいいだろ!…って聞いてんのかッ」
と俺が話していてもお構い無しに俺の家を探索する。
「お、これかな〜」と言い乍鞄を指差す
「ばッ!其れは開けるなッ」其の中にはダイナミクス性の診断書が入っている。太宰にだけはバレたくない
「なになに〜なんかやらしいものでも入ってるの〜?」とニヤッと笑いながら聞いてくる。 肯定しても否定しても彼奴の好奇心を煽って見られる。咄嗟に鞄の方に行こうとしたが既に太宰が中の診断書を見ていた
ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいッ頭の中でそう考えていた
診断書を見た太宰は固まっていた太宰に診断書を見られ数分の沈黙…其れを破ったのは太宰だった
「中也、subだったの…?」
「其、れは…仕事用だ俺をsubだと思わせて相手を油断させる為に作ったやつだ!」 俺は思いついた事を言葉にして並べる。だが其の顔はぎこち無かったのだろう、一瞬にして嘘だとバレた
第1話︎嘘の事_____𝑒𝑛𝑑
コメント
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あら……てぇてぇ!!!!
口調も太宰さんが太宰さんしてて(?)中也が中也がしてた(?)んでほんと最高です、 続き楽しみにしてます!