テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
𓏸ターボー生存if
𓏸キング結婚してない
𓏸10話後の話です
𓏸やばめのモブが暴走します
付き合ってるタボキンです!
––––––––––––––––––––
キング視点
「 キングいいか? 」
「 あの鈴木ってやつは要注意だからな!」
あの後またこうやって釘を刺された。
なるべく気をつけようとは思うけど、 ターボーの考えすぎなんじゃないかとも思う。
あいつたまに過保護だし。
まあひとまず午後の仕事に行こう。
総務部に戻ると、鈴木さんが少し焦ったような顔で声をかけてきた。
「 あ、高木さん! 」
「 すぐですいません。来てもらえますか 」
「 はい。何をしたらいいですか?」
「 会議の準備をするのでこっちに。」
と会議室に入るよう言われた。
ターボーがさっき言っていたことが頭を過ぎる
会議室にこの人と2人ってことか?
どうしよう、危ないか…?でも…
迷っていると、急いでいる様子の鈴木さんが手を引っ張って俺を中に入れた。
「 すいません、急ぎなので。」
「 早くしてください。」
「 あ、ごめんなさい… 」
なんだ、?口調が…
余程急ぎなんだろうが、別人みたいだ。
鈴木さんに急かされて会議室の中央まで行くと、背後からガチャ、という音。
すごく嫌な予感がしてきた。
「 あの、鈴木さん…?」
「 はあ…まさかあなたみたいな人がうちの会社に来るとは、思いませんでした。 」
「 え? 何言って
「 鷹里小卒業生連続殺人事件。」
最近嫌というほど見聞きした言葉に、
あの事件がフラッシュバックする。
「 週刊アポロが出した記事も、
その後に発信された動画も見ました。」
「 あの記事を見た時、こんなやつ 生きてる価値ないって思ったんです。」
そんなこと分かってる。
自分が何回も思ったことだ。
「 僕昔いじめられてたんですよ。」
「 だから、余計にそいつが許せなかった。」
「 …僕が、1人だけのうのうと生き残ってるお前を、裁いてやろうと思ったんだ。 」
「 まさか社長と知り合いだったとは想定外でしたが…そのおかげでやりやすくなった。」
「 っ…何がしたいんだ。」
「 随分落ち着いてますね。
今殺されるかもしれないのに。」
「 俺を殺すのか、」
「 いや、そんなことしませんよ。」
「 僕らと同じにしてあげるんです。」
「 あの動画で言ってたことだってどうせ
反省した気になってるだけ。」
「 やられてみないと分かんないですよね?」
そう言いながらゆっくりこちらに歩いてくる。
恐らく鍵も閉められているのだろう。
どうする、どうしたらいい、怖い
結論に至れないで感情だけがどんどん溢れる。
後ずさっていた足が壁に当たり、完全に逃げ場を失った。
「 お前らが悪いんだよ。」
今まで薄らと笑いながら話していた鈴木が、
感情を失ったように真顔になる。
鈴木の拳が高く上げられ、目をつぶった瞬間、
頬に鈍い痛みが走った。
痛みから勝手に目に涙が溜まる。
その瞬間理解した。
今からこれを何度も繰り返すんだな。
焦りながらもどこか客観的な自分がいた。
「 ターボー… 」
掠れた声で口から出た言葉に自分でも驚いた。
こんなときでもやはり頼ってしまうのか。
「 ターボー…社長のことか。」
「 結局お友達頼りですか?」
「 っちが、」
再び振り下ろされた拳がキングに当たる
ギリギリの瞬間。
「 キング!! 」
「 !?……ターボー… 」
すごい剣幕をしたターボーが入ってきて、
素早く俺と鈴木さんの間に入る。
え…鍵は? 凄い音したし壊したのか、?
「 社長。まあ来るとは思っていましたが、
早かったですね。」
「 クソ ……やっぱお前かよ。」
「 キング、出るぞ。」
と俺の方を振り向くと、ターボーは驚いたように目を見開き、殴られた頬を撫でてきた。
「 ………やめろ、/// 」
こんな状況でもターボーに触れられたら恥ずかしくなってしまう。
ターボーは少し悲しげに笑いかけてきた。
そしてまた振り向いて、鈴木さんに
「 お前絶対許さねえ。 」
「 心外ですよ。僕にそこまで言われる筋合いはないんですが。」
「 ……は?」
「 お前本気で言ってんのか!!」
「 おいターボー!やめろって、」
鈴木さんに掴みかかるターボーを慌てて止める。
「 キング!! 」
「 こいつが何やったか分かってんのか!」
「 分かってる、」
「 とにかくいいから!行くぞ 」
ターボーの手を引いて会議室をでる。
出口がドアごと壊れていた。マジか……
ターボーを連れて出たは良いものの、
この後どうするか全く考えていなかった。
思わず立ち止まっていると、今度はターボーが俺を引っ張って歩き始めた。
そして入ったのは社長室。
「 いろいろと聞きたいことはあるけど、
とりあえず手当てするぞ。」
「 ごめん、迷惑かけて。」
「 …ほんとだよ、心配かけやがって!」
ターボーは少し考える素振りをしてから、
なんでもない事のように言った。
おそらく俺を気遣ってくれたの だろう。
手当てが終わると、ターボーは
後悔と怒りが混ざったような表情 で さっきと同じように頬を撫でてくる。
「 …………っ/// 」
切なげな顔をしたターボーの手を拒めずに、
顔が熱くなるのを感じながら
されるがままになっていた。が、
長い。このままにしていたら日が暮れる。
そう思ったのを見透かされたのか、ターボーが話し始める。
「 こんな目に合わせてごめん。 」
「 キング、何があったんだ、?」
「 ターボーが謝ることじゃないだろ、」
本当は心配かけたくないが、隠し事が通用するとも思えないので、
あったことを洗いざらい話す。
「 …………あいつやっぱ殴ってくる。」
「 社長が社員殴ったら大問題だから… 」
「 勘弁してくれ。」
「 でもさ…俺のキングに、」
またこいつ…いきなりこういうこと言うからずるいんだよ、///
「 …なあキング、」
「 もしキングが良ければなんだけど、
また、うちの会社で働いてくれないか。」
「 え、いいのか?」
「 俺いっぱい迷惑かけたのに…。」
「 ああ。でも次は社長室から出るの禁止。 」
「 出てもずっと俺と行動。」
ターボーは得意げにそう言うと、俺の額にキスを落とした。
「 ………は、/// 」
「 かわい、今日ももうずっとここにいて。」
「 いや、それでいいのか…? 」
「 できる仕事少なそうだけど、」
「 俺の癒し役だから大丈夫。」
「 なんだそれ… 」
2人で目を合わせて、同時に笑いだした。
さっきまでの会議室の雰囲気とは真逆で、
なんだかさらに面白くなってくる。
ひとしきり笑ったあと、ターボーは渋々仕事に戻り、俺はターボーの言った通り社長室から
出させてもらえなかった。
あれから1週間が経った。
ターボーは未だに俺と話した人を警戒するし、
どんどんそれが強化されてるような気もする。
高木塗装の仕事で関わった人に対してもだ。
あと、ターボーにこの間鈴木さんがどうなったのか聞いたら、
「 あー、キングは何も心配しなくていいよ。もう会うこともないんだから。」
と不敵な笑みで言われた。
改めてターボーは敵に回したくないと実感した。
–––––––––––––––––––
最後まで読んでくれた方ありがとうございます!!!
出すのめっちゃ遅れましたごめんなさい🙏
今回タボキン要素薄くなっちゃったような、
また次回頑張ります👊👊👊
コメント
5件
ありちゃん😭😭結婚してください。(⬅️⁉️)がちでほんっっとーに好きすぎて泣きそう神すぎる(;;)ガチ癒される生きててよかったほんとにファンです。タボキン安定かわいい…
いや…鈴木は殴られる痛み知ってるなら殴るなよ…確かにイジメてたキング達がいけないけど決めつけるのはちょっと… まぁタボキンが見れたからオールオッケーですけどね💞