なんか時間できたんで続き書きます
まあ僕が書きたいってだけだけど
ノベルって楽しい!
俺はスマイル
俺は夜になったら必ずすることがある
それは
フォークの飯であるケーキを殺すことだ
今日もまた、俺はケーキを殺す
最初のうちは抵抗はあったけど
今となっちゃもう慣れたもんだよ
返り血も浴びなくなった
今日も俺はケーキの血肉を喰らう
嗚呼、美味い
とてつもなく美味い
これが一日味のしない飯を食べた自分への唯一の褒美
嗚呼、幸せ
これで明日も頑張れる
…ん?
あそこに人がいる…
バレてはないと思うが…
少し気になる
何故だ?
まあいい
食べきって、血を洗い終わったらあの人の所へ行くか…
近くに来てみた
でも、それは間違いだったのかもしれない
「…!?」
綺麗な翠色の瞳
風で靡くサラサラとした髪
整いすぎている顔
その全てに俺は惹かれてしまった
これがいわゆる『一目惚れ』ってやつか…
でも、こいつに恋をしてはいけない
こいつは
ケーキなのだから
こいつの近くに来て、分かってしまった
『食べたい』と、思ってしまった
駄目だ、駄目なのに…
涎が、止まらない
駄目だ、他のところに注目してみよう
何故か知らないが制服を着ているな
こんな時間に着るもんか…?
てか、この制服…
俺の通ってるところのじゃないか
でも、こんなやつ見たことがない
こんな美少年、見たことがあったら確実に覚えている
もしかして転校生とかか?
また会えるかもしれない
そんな甘い考えがパッと出てきた
会っちゃ駄目なのに
会ったら喰い殺してしまうのに
なのに、
『また会いたい』『話してみたい』
なんて思ってしまう
…とりあえず、今日は帰ろう
寝不足で、頭がおかしくなっただけだ
?「あの〜…」
sm「ビクッは、はい、何か?」
?「明日、〇〇中学に行くんですけど、」
「そのいく道のりが分からなくて…」
sm「あぁ、俺もそこに通ってるんで分かりますよ」
sm「…よかったら明日の朝ここで待ち合わせして一緒に行きませんか?」
?「いいんですか!?ありがとうございます!」
sm「いえいえ…」
sm「あ、他にも人が4人いるんですけど」
「その人達も一緒でいいですか?」
?「はい!本当にありがとうございます!」
sm「そうだ、名前を聞いても?」
?「俺はシャークんって言います!」
sm「シャークんね、覚えた」
「それじゃ、また明日」
「シャークんニコ」
sh「ッ!うん!ニカッ」
笑顔めちゃ可愛いんだが!?
本当調子が狂う
…早く帰って寝よう
俺はそのまま帰路についた
…絶対に手に入れてみせる
例えそれまでの道のりが
ケーキと普通の人間の死体で埋まっても
フォークの殺し屋の強欲さ、舐めんじゃねえぞ
待ってて
sm「俺のケーキさん♪」
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