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とある本を参考にさせていただいています。
⚠️注意⚠️
・大阪が主人公
・たまに東京がヤンデレ？化する
・BL
・東京×大阪
・ファンタジー世界
・口調迷子
・方言変なとこあるかも
それでは早速本編へ
東京を好きになったのは今から6年前──…
魔法学園に入学してすぐのことだった
大阪｢へへ♡｣()
京都｢大阪はんまた東京はんのこと見てはるんか｣
大阪｢眩しすぎて目が潰れそうやで｣
京都｢ほんま毎日よく飽きひんね…｣
京都｢そんなに好きなんやったら手紙くらい送ってみたらどうどす？｣
大阪｢京都！なにいってんねん｣
東京は家柄、顔、成績どれをとっても最高
すでに王国騎士団から声がかかるほどの魔力を持つ火魔法使いでもある
──…だから平々凡々な俺が関わるなんて恐れ多い！
大阪｢こうして見てるだけで幸せなんや！｣
京都｢豆粒の距離どすよ…｣
ｶﾞﾔｶﾞﾔ
モブ｢大阪ーこっちすわらなーい？｣
大阪｢はー？そこ女ばっかやん｣
京都｢結構混んでるどすな｣
モブ｢相変わらず東京さん以外への態度はつれなーい｣ははっ
大阪｢へへ♡｣
京都｢なんや、大阪はん不気味どすよ…？｣
大阪｢東京今日もバリかっこよかったわぁ｣
京都｢はは…健気どすなぁ…｣
？？？｢そんなに、東京が好きなんですか？｣
大阪｢ああ！それはもう世界で1番好きや！｣
ん…？京都やない…？
京都｢…｣あっけ
東京｢そうなんですかありがとうございます｣
と、東京!?
東京｢いつも私のことを見ていますよね｣
…近いッ
認知されてる…!?
大阪｢ひっ！｣
東京｢お名前を伺っても？｣
大阪｢……あ、あ、お、おれは、大阪、です｣
東京｢大阪ですかいい名前ですね、｣
東京｢ではまた｣ﾆｺｯ
大阪｢……おっおれ、東京、喋っ…!?｣ﾌﾟｼｭｳｳｳ
京都｢ええ、そうどすよ！しっかりしいや！｣
大阪｢東京が俺なんかに…｣
大阪｢その上名前を呼んでくれた…！｣
大阪｢きっ奇跡やわ！｣
京都｢ほんま良かったどすな！大阪はん…！｣
初めて東京と話した日…
たとえ一度の気まぐれやったとしても、
俺にとって一生の思い出
──そう、思ってたのに
東京｢やぁ、大阪｣
東京｢いい天気ですね｣
あの日からなんと声をかけてくださるように！うれしすぎるっ
大阪｢(と、東京！ああ…優しい…)｣
京都｢なぁ、大阪はん｣
京都｢そんなに好きなら｣
京都｢東京はんとデートしたいとか思わないどすか？｣
大阪｢京都──…｣
大阪｢俺は東京の無事な姿を眺めてるだけで十分なんや｣
京都｢……は？｣
大阪｢もはやこの感情は愛やわ、愛｣ﾄﾞﾔｯ
京都｢なにいってんどすか…｣
それから俺も魔法学園三年生になり間違いなく人生の中で1番幸せとなることが起こったのだ
大阪｢っうそやろ…！｣
大阪｢東京ッ！｣
ﾀﾞﾀﾞｯ
大阪｢東京ッ！｣
バァァァン
大阪｢一緒のクラスや！｣
東京｢はいそのようですね｣
大阪｢夢みたいや！毎日東京と同じ空気を吸えて前後の席になったら用紙の受け渡しもできるんやで！｣
東京｢健気すぎて哀れになりますよ｣はは…
大阪｢東京、1年間よろしくなっ！｣ﾆｶｯ
東京｢…｣
東京｢……1年間、か｣
大阪｢なんかあったか？｣
東京｢いや、なんでもありません｣
大阪｢？｣
最後まで見て下さりありがとうございました。
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