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かんな
僕には僕が中学生の頃から好きな人がいた。それは、あのハオソンベニム。
僕が中高一貫校に入学して、一目惚れしたのがハオソンベニムだった。
でもそんなソンべニムは高校二年生。
四つも歳が離れている。
でも僕はそんなの関係なく好きだった。
僕はソンベニムが高校三年生の時に告白を決心して、実際に告白を試みた。
「ハオソンベニム、、!!僕、ハオソンベニムの事、ずっと好きでした、!僕と、付き合ってくれませんか、?」
緊張や、不安で押し潰されそうになった。
そして、その不安が、起こってしまった。
「っ、、ごめんね、今はまだ小さいし、、大きくなってからかな、?」
断られてしまった。
断ったはずの相手の顔に違和感を覚えた。
「、、ごめん、ユジナっ、、」
ソンベニムは逃げるようにここを去った。
おかしかった。
告白された時、嬉しそうな顔をしていた。
でも、その後すぐに悲しそうな顔になり、何か、振ったことには訳があるように見えた。
…
それから、ハオソンベニムは卒業をし、大学に入学した。
僕は諦めなかった。
隣人のハオソンベニムの家をノックした。
出てくれたのはソンベニムの綺麗なお母様。
「あの、ハオソンベニムを探していて、、連絡先というか、、カトクを交換しておきたくて、、」
「あら、全然いいわよ、?」
良いことに、お母様は優しかった。
「ハオ~、!!!」
お母様はソンベニムを呼んだ。
そしたらゆっくりソンベニムは可愛いセンスの私服で来た。
「ぇ、、ぁ、、ゆ、ゆじな、、?」
「ハオソンベニムっ、、あの、連絡先だけでも貰ってもいいですか、、?」
「あ、、う、うん、、スマホとってくる、、あ、、あと、ハオヒョンでいいよ、それかハオでもいいよ、」
「はいっ、ありがとうございます、ハオヒョンっ、!!」
ハオヒョンは部屋に戻り、スマホを取って、戻ってきた。
スマホはシンプルだけど、とても綺麗で新品みたいだ。
ヒョンはすぐに連絡先をくれた。
僕は試しに「ハオヒョン」と送った。
「うん、大丈夫。ありがと、」
「はい、お邪魔しました、ありがとうございます、!」
僕は満足そうに去った。
それからの学校生活は、「ハオヒョンの為」に学校に行ってるようになった。
ハオヒョンの為に満点を取り、ハオヒョンの為に優等生になる。
ハオヒョンの為に生徒会に入り、ハオヒョンに為に宿題や、課題をする。
塾も同じだ。
ハオヒョンの為である。
学年一位もハオヒョンの為。
塾で一位もハオヒョンの為。
ハオヒョンの為ならなんでもする。
ハオヒョンの為にイメチェンもした。
そのせいで。告白されることが多くなった。
バレンタインとかになったら、僕のロッカー、机、下駄箱、カバン、どこもチョコでいっぱいになっている。
はーあ、めんどくさい。
今日もだ。
「あの、、ユジンくん、、私、、前からユジンくんのこと、、好きでしたっ、、!付き合ってください、、!!」
「ごめん、僕好きな人がいるんだ。」
「え、、で、でも、ユジンくんの為に、、!」
「イメチェン、?なに、?もうそろそろしつこいよ。これで告白何回目だと思ってる、?僕には好きな人がいるの。」
「絶対振り向かせるからっ、、!」
「ごめん、あの人より綺麗で可愛い人なんていないんだわ。今までの努力、全てあの人にためにやってきたから。」
「どこの女なのっ、?!」
「おんな、?あー、、僕の好きな人、男だから。まぁ、女みたいではあるけどね。」
「なんで、男を、、?!」
「別に良くない、?あなたに関係ないんだから。」
しつこいやつはとことんしつこい。
黙って欲しいと思う時しかない。
これで高校三年生まで過ごしてきた。
僕は大学卒業間近のハオヒョンに連絡をした。
『今日、あそこの公園で会いたいです。』
『うん、いいよ。』
そう短くカトクを送り、着替えて物を持ってすぐに公園に駆けつけた。
そこには綺麗な姿をしたハオヒョン。
僕は、花束と綺麗なネックレスを差し出しながら、ハオヒョンに二度目の告白をした。
「ハオヒョン、、僕と付き合ってください、、!!僕、大きくなりましたよ、、?」
ハオヒョンと同じ大学に受かった。
ハオヒョンの為に一位の成績で受かった。
とても嬉しかった。
はずなのに。
「ごめんね、、僕が大学卒業してから、かな、、?」
僕はまた振られてしまった。
…
僕はまた振ってしまった。
好きなのに、怖かった。
一回目は、まだ幼いから、幼い子に恋愛などさせたらあまり良くないと思ったから振った。
今回はもっと学業に集中して欲しいし、僕も教師免許取るために勉強をしている最中の為、今はまだあまり恋愛は良くないと思った。
本当は、ハグとか、キスとか、初めてを全て早くユジナに奪って欲しかった。
でも、ユジナは四つも下だ。
少し躊躇ってしまうところがある。
「これだけでも、受け取ってくれませんか、、?」
「う、うん、、ありがと、、、」
僕は薔薇の花束を受け取り、ネックレスも受け取った。
「ネックレス、付けたかったら、手伝いますよ。」
「、、うん、お願い、ありがと、、、」
僕は本音をさらけ出した。
そんな言葉に少し口角が上がるユジナを僕は見逃さなかった。
なにか、察したような顔だった。
僕は大人しく待っていた。
「うん、綺麗ですよ、ヒョン。ㅎ」
「あ、、ありがと、、、/」
少し照れてしまった僕ははっと気づき、すぐに別れを告げ、あの時と同じように逃げるようにまた去った。
…
振られてから僕は気づいた。
僕のこと、好きなんだろうなって。
ただ、何かしらの理由で付き合えないのかもしれない。
僕は、待てる。
高校を成績優秀で卒業し、賞もいっぱい貰った。
大学に入学して、少したって、また僕はカトクを開いた。
『ヒョン、今日時間があれば、あそこのカフェにいきませんか、?』
『うん、いいよ。』
教師になっていたハオヒョンは忙しいはずなのに、僕の為に時間を作ってくれた。
僕はまた薔薇の花束を持って、ピアスのプレゼントを用意した。
カフェには可愛げだけど、真面目な教師っぽいヒョンがいた。
「ハオヒョン、」
「あ、ユジナ。」
「今日はどうしたの、?」
「ハオヒョン、今日はリベンジに来ましたよ。」
僕は机に花束とピアスのプレゼントを置いて、ハオヒョンを見て言った。
「僕と、付き合ってくれませんか、?」
カフェにいる人達の視線はこっちを向く。
カップルの多くは結末を期待している。
…
僕は、やっぱり釣り合わない。
こんな優秀な四つも下の子が僕と付き合う、?
夢のまた夢だ。
「、、ごめんっ、就職してからかな、、?」
「ふふ、そうですか。」
カップル達は残念そうで、悲しそうな声を上げた。
ヒソヒソと、なぜユジナが笑ってるのかを話している。
僕も、気になってはいる。
「、、なんで、笑うの、?」
「ううん、なんでもないですよ。ハオヒョンが可愛くて、つい。この花束とプレゼント、あげますよ。」
「あ、うん、、ありがと、」
「ピアス、貸してください。付けてあげますよ。」
席を立ち、僕の耳元までくるユジナ。
僕の耳にピアスをつける。
ネックレスとピアスはとても綺麗でお似合いだ。
ユジナはセンスあるな。
「ありがと、、、嬉しいよ。」
「また、今度もどこかで会いましょ。」
ユジナは微笑み、現金を置いて席を立った。
「その現金でちょっと飲んで食べて帰ってくださいね。」
そうやってカフェを出た。
僕は、ユジナがよくまだ分からないよ。
なんで微笑むの、?
なんでそんなに僕を諦めようとしないの、?
考えながら僕は貰った現金を財布にしまい、カフェを去った。
…
あれから大学を最優秀成績で卒業し、大手企業からスカウトがいっぱい来た。
僕は1番いいのを選び、ハオヒョンの為に仕事を頑張った。
隙が空いた日に、また連絡を入れた。
『今日、レストランで会いません、?』
『でも、いいの、?』
『いいですよ。』
『ユジナがそういうなら、、わかったよ。』
そうやって高級レストランに行く為、衣装を整え、あの時より沢山の薔薇の花束と、ブレスレットを用意して行った。
そこには綺麗で美人な教師のようなハオヒョンがいた。
「今日は、高級レストランとか、、ありがとうね。」
「はい。ハオヒョンの為ですから。」
視線をとても感じる。
僕達は先に食べ始めた。
「美味しいですか、?」
「うん、ユジナ、センスあるよね、ㅎ」
「嬉しい褒め言葉、ありがとうございます。ㅎ」
最後に、スポットライト演出が出た。
僕は別に何も言っていない。
きっと店側が特別に気遣ってくれたのだろう。
「ハオヒョン、僕と付き合ってくれませんか、?」
僕はいっぱいの薔薇の花束とブレスレットを渡しながら言った。
「、、、ご、ごめん、、今そういう時期じゃないんだよ、、また、後ででいいかな、、?」
「ふふ。もちろんですよ。」
周りの人達は困惑と悲しみに包まれていた。
好きなの、バレバレですよ、ハオヒョン。
いつか、勿論と言う日を待ってますよ。
「花束とブレスレットだけでも、どうぞ、ㅎ」
「う、うん、、」
「手首、貸してください。」
大人しく僕の言うことを聞いて、差し出した細くて白い手首。
その周りにぶかっとしたブレスレットをちょうどいいぐらいに調整し、つける。
「うん、綺麗ですよ、ㅎ」
「、、、あ、ありがと、//」
微笑んで料金を支払い、僕はレストランを後にした。
…
あれから、僕は大手企業のトップになった。
もう、二十五か。
僕はすぐに連絡を入れた。
『ハオヒョン、僕の家前に、来てくれませんか、?』
『どうしたの、?いいけど、、』
『ありがとうございます。住所送っておきますね。』
『うん。』
僕はこの日の為に、薔薇を庭に数え切れない程植えていた。
今度は、結婚指輪だ。
チャイムを聞いて、すぐに駆けつけた。
「いらっしゃい、ヒョン、庭に来てほしんです。」
「う、うん、、?」
庭に植えてある薔薇の数を見て、ハオヒョンは目を大きくしていた。
僕は跪き、ハオヒョンに指輪を見せた。
「ハオヒョン、僕と、結婚してくれませんか、?」
「っ、、ごめん、、、こんなユジナに、、僕なんて、合わないよ、、、」
「いいえ、僕は、ハオヒョンじゃなきゃダメなんです。ハオでなければ、僕は誰とも付き合わない。結婚しない。」
「ぇ、、、?」
「もう、バレてますって。好きなんでしょう、?」
「そ、、それは、、!」
焦った様子のハオヒョン。
「もう、ごめんなんて言わせません。」
僕は強引にハオヒョンのネクタイを引っ張り、引き寄せ口付けをした。
口付けは深くなり、その間に指輪をハオヒョンの薬指にはめた。
「ぁっん、、はんっ、、/」
「ん、、、」
クチュッ、♡
「んんっ、、ぁっ、/」
可愛い声がハオヒョンの口から漏れる。
僕は口付けをやめ、微笑みながら言った。
「これから、僕の妻ですね。」
「っ、、、///でも、、本当に僕で、、、?」
「何言ってるんですか。ハオヒョンの為にこんなにも待ったんですよ、?」
「、、待たせて、ごめん。」
「もう、教師じゃないんですね、」
「うん、ベテラン教師ではあるけど、生徒からの嫌がらせと暴行が「は、?」」
「えっ、、ユジナ、?」
暴行、?
それは聞いてない。
一体何処のどいつが僕の妻に手を出したんだ、?
「それ、何処のどいつ、?」
「え、えっと、、あの、学校の、、イェジュンくん「今度シバいてくるね。」」
「え、、いや、そこまでは、、」
「まぁ、仕事の話、しよっか。」
「あ、う、うん、」
「仕事しないで、主婦するか、秘書になって僕と一緒にいるか、どっちがいい、?」
「仕事は、、したいかも、」
「なら、僕と一緒に仕事しましょう。」
「うん、わかった、、ってか、結婚する前提で話してるの、?」
「え、そうじゃないんですか、?」
「、、もう、ずるい、、//」
「ふふ、チャギヤはやっぱり僕に弱いですね、ㅎ」
「そ、、そりゃあ、、愛してるから、、、//」
小声で目を逸らしながら顔を赤らめて愛してると言う僕の妻はとても綺麗で可愛かった。
理性が切れそう。
「そ、、その、、ずっと、、ごめんね、、断って来たけど、、ぼ、僕、、本当はユジナが中学一年生の時から、、好きだったんだっ、、、/だから、、許してくれない、、、?」
ぷちんっと何かが切れた音が僕の中でした。
「悪いのはハオだから、」
僕はハオをお姫様抱っこで寝室に連れていった。
初めてを、いっぱい奪うからね。
…
「ハンさん今日はありがとうございますね、ㅎ」
「いえいえ、ハオくんについてはもうわかってますよ、ㅎうちのユジナもうずっとハオハオ言ってきて、、ㅎㅎ」
「あの二人できてるんでしょうかね~、、」
「ユジナの部屋、見ますか、?ㅎ」
「いいんですか、?ㅎㅎ」
「ユジナがいるはずなので、きっと、、」
『ぁ”っひ”ぅっ、、ら”め”っ、、♡』
『ハオヒョン、、もっと行けますよ、、、♡』
「おっと、、、これは、、ちょっと、、私達の息子らですかね、、」
「あら、、お取組中なのね、、、ていうか、どういう関係なのよ、、、」
『あ”っぁ”っ、ゆじな”っ、♡』
『僕は夫ですよ、?ほら、、指輪しっかり見てください、、♡』
『ん”ぅ”っ、♡あ”へっ、♡じゃ”っ、、ぼくは”っ、つまぁ”っ、?♡』
『そうだよ、、僕の可愛い妻、、、♡♡』
「いつの間にか、、結婚してますね、ㅎㅎ」
「まぁ、幸せにしてみせますわ、うちのユジナは一度捕まえたら離さないので、ㅎ」
「ふふ、うちのハオも一度依存したら離れたくないので、ㅎㅎ」
「おばあさん同士、、頑張りましょうね、ㅎ」
「えぇ、勿論、旦那にも伝えないとですね、ㅎ」
「そうですね、ㅎㅎ」
…
それから、結婚式をあげ、会社で僕の妻だとちゃんと言い、秘書だと伝えた。
「これからは、ハオはみんなの先輩でもあり、僕の秘書でありながら僕の妻になる。優しくしてあげてね、絶対だよ、?」
「はい、ユジンニム、!」
「ユジンニムの奥さん幸せでしょうね、ㅎ」
「ユジンニムの奥さん綺麗で可愛いですね、!!」
「当たり前でしょ、?あと、もしも手を出したらただじゃおかないからね、?」
「ユジンニム、顔、!!ㅋㅋㅋ怖いですって〜、ㅋㅋ」
「ふふ、昔は教師だったのでビシバシ指導するよ、ㅎ」
「奥さん、ユジンニムとは何歳差なんですか、?」
「四歳差だよ、ㅎ」
「ってことは、、二十一歳、?!若いね~、、」
「違うよ、ㅎ二十九歳、ユジナの方が下だよ、ㅎ」
「えぇ、?!うそ、十八ぐらい綺麗で可愛いのに、((」
「こら、テレヤ、??」
「あ、ごめんなさいユジンニム、」
「ふふ、面白い会社だね、ㅎ」
「僕たち七人はずっとユジンニムについてきたからね。」
そうやって、雑談をし、幸せな人生を送ってきた。
大家族で今住んでいる。
お義父様、お義母様、僕のお母さん、お父さん、弟の夫婦と僕ら。
勿論、子供は出来ないため、代わりにうちには一匹のフェネックという動物を自分の子供のように育てている。
名前は、僕の妻がつけた、ユニニとか。
「ユニニ、?」
「うん、ユジナのユを取って、可愛くユニニ、!」
「ふふ、可愛いね、ㅎ」
「クッチ、?ㅎ」
そんな感じでつけられた名前だ。
そして、もう一匹、弟夫婦が見つけた捨て猫がいる。
名前は、ハオのネーミングセンスを借りてハニニだ。
ちなみに当時は家に来た瞬間ハオを見て駆けつけ、ハオから離れなかったらしい。
今、ハオは二匹のお母さんだ。
僕も社長、会長と、若くも高い地位に立ち、有名になった。
これは全部僕の妻への恋心でやり遂げたものだ。
そして僕たちは、今とても幸せだ。
十三年追い求め続けた恋は、無駄じゃなかった。
十三年追い求め続けた恋 ~完~
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