昔々のお話です、。
ある所に、花咲かじいさんとおばはんがいました。
「おや、汚ねぇぇぇぇ落書きされた竹があるぞ、」
花咲かじいさんは汚ねぇぇぇぇ落書きされた竹をみじん切りにしました。
すると、中にはクソでかいデブがいたのです。
「なんて気持ち悪い子でしょう。」
おばはんがビックリして叫びます。
「此奴を下僕にしましょう」
クソデブは「馬鹿な豚」と名付けられました。
馬鹿な豚はすくすく育ち、臭いほど気持ち悪くなりました。
馬鹿な豚を人目見ようと沢山の若者たちがやってきました。
「わっ!!犯罪者!!不審者!!変態!!(?)」
「通報だー!!」
中でも熱心なのは、5人の貴公子でした。
水をかけたり、靴に画鋲を入れたり、寝てる時に顔に落書きしたり、縛ったりしました。
馬鹿な豚は見向きもしませんでした。
それから、3年経ちました。
黄色の三日月の夜、馬鹿な豚がスマホを見て泣いていました。
花咲かじいさんはわけを尋ねると、
「実はわたくしはこの世のものではありません」
「なぜなら試合にずっと負けたから月に帰らなければなりません」
「お別れするのが嬉しくて……」
おばはんは馬鹿な豚を縛り上げて
「そんなことさせませんのよ」
「村の人達に虐められてきなさい(?)」
満月の夜、馬鹿な豚の家には村中の人達が集まってペンキをかけました。
そのときです。
「馬鹿な豚。お迎えに上がりました。さあ、月へ帰りましょう。」
光の中からゴリラがこっちを見ています。
なんてごつくてキモイ声なんでしょう。
「クソジジイとおばはん今までありがと☆
じゃな☆」
馬鹿な豚は、ゴリラに抱っこされ帰っていきました。
いやどゆことやねん。
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伸びろ
過去一笑った