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あなたの存在が好きだった。

その桃色に揺る髪だったり、

甘く私を褒めてくれる、

その迦陵頻伽も。


あなたが微笑してこちらを見て

初めて稼働したかのように、

私の心臓はバクバクバク、と

動き出し始めていた。


ふわり、と大きなスカートが

動いて私に駆けてくるたび、

とてつもない幸せが、いつも私を

襲っていた。


あなたの存在は、

もはや神格化されていたに

等しかったのかもしれない。


でも、違う、

彼女は‪神じゃない。


目を細めて、私の体に覆いかぶさって、

抱きしめてきて、私の心を

コントロールしているかのように、

また笑顔を見せて、

私をうっとり見つめる。


そうやって、私の心を掻き回すあなたは、

悪魔に近しいのかもしれない。

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好き好きる小説の書き方とかほんとに

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