テラーノベル
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「‥‥‥‥ん」
「ロウ君起きた?」
「ん‥‥今何時?」
「21時だよ」
一旦枕に顔を埋めてからもう一度こちらを見て目を擦る
「風呂入る?まだ眠いか」
「‥‥眠いし体痛い」
「運動不足だな」
「‥‥誰のせいだよ」
「それはごめんね。年末から会ってなかったからブレーキ利かなかったわ」
「‥‥それは俺だって」
恥ずかしそうにまた枕に顔を埋める
そういう事するから俺にいつまでも可愛いって言われるんだ
「お風呂良いの?入るなら連れて行くけど」
「ん‥‥もう少ししたら行く」
「俺もついて行こ」
「1人で入る」
「なんでよ?洗ってあげるよ、いつもみたいに」
「だからだろ?絶対1人で入る!」
毛布を頭から被り抗議している
もう絶対着いて行こう
まだ可愛がり足りないくらいだ
「‥‥それで姫初めってなんだったんだよ」
「ハハっ、教えてなかったっけ?」
「ないだろ」
「こっち見てくれたら教えてあげる」
「‥‥‥‥‥‥」
仕方なさそうに毛布から顔を出す
その顔にすかさずキスをした
「‥‥っ、おい!」
「年が明けてから初めてこういう事するのが姫初めだよ」
「俺は姫じゃないけどっ」
「じゃあ‥‥ロウ始め?」
「勝手に始めるなよ」
「もう一回一緒に始める?」
「いい、もう終わりだ!」
そう言うロウ君の毛布を捲り取る
まだあの赤い長襦袢を纏っていた
その赤い襦袢から覗く白い脚
この赤い襦袢が悪いんだ
脱がしてしまえばいい
ロウ君の腰に手を伸ばし、腰紐を手に取る
「こらっ!何すんだよ‥‥もういいって」
「いいって‥‥良いって事?」
「都合よく解釈すんな!」
「こんな服着てるから俺が盛るんだ。だから脱がせてあげる」
「本当に?本当に脱がせるだけかよ」
俺の手を掴み睨むロウ君の耳元に口を寄せる
「それは‥‥脱がせてみないとわからないかも」
「‥‥っ!やめ‥‥耳元で言うな」
「でも‥‥確かめてみないと」
腰紐を解き、襦袢をベッドの下に放り投げる
ロウ君の身体には俺が付けた痕‥‥
「セラさんっ‥‥!」
「‥‥本当だ」
「‥‥なにが?」
「襦袢のせいかと思ったけど違った。ロウ君が悪いんだ」
「は?‥‥なんの話‥‥」
「俺のブレーキ壊したの、ロウ君だったわ」
「‥‥俺風呂行ってくる」
「その前にもう一度‥‥ダメ?」
両腕を捉え、熱くなった身体で訴える
「え‥‥ダメって言ったら離してくれるの?」
「それは‥‥無理そう」
「‥‥‥‥じゃあ俺も無理そう」
その無理はどの無理なんだ?
「ロウ君も無理?」
「セラさんが離したくないなら俺も離したくないよ」
ロウ君はどこまでも俺を落とす
でも俺はこの底無し沼から出ようとは思わない
俺はいつまでもロウ君の中にいたいから‥‥
next knkz.
コメント
6件

年明けから最高すぎです!! ありがとうございます!!
てぇてぇ てぇてぇ✨️最高すぎです~!!
見るの遅れた〜😭 すみません🙇♀️ 続き楽しみに待ってます‼️