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カイラ「貴様が…母を殺した…憎むべき悪魔…!!」
魔王はヘラヘラと薄ら笑い、カイラを見つめる
カイラ「召喚術、リヴァイアサン、イカリ、フレイム、サイクロン、ダイス!」
すると、カイラの周囲が白く光り始めた
悠「全部の神様か!?」
カイラの契約した、全ての神をこの場に繰り出そうというのだ
空は黒く染めあがり、大地はゴロゴロと地ならしを鳴らす
イザ「一体何が起きてんだよ…」
そして、次々と空から神が舞い降りる
カイラ「撃ち落とせ、奥義エンド」
神たちは細い鋭利な光線を放ち、魔王に浴びせた
異世界の魔法による光線の効果は細ければ細いほどその威力が増す
エンド光線の効果は必中必殺で当たった者はやがて死に至る
言い換えれば、細いエンド光線ほどこの世に強い攻撃手段など存在しえない
それを、魔王に浴びせたのだ
魔王「ぎゃあああああああああ!!!!!」
魔王は苦しみ、悶えた
カイラ「今だ!デジャヴ総員総攻撃を仕掛けろ!」
エリー「よっしゃきたー!!!」
エリーは元気よく飛び出し、苦しむ魔王に向かって殴り込む
ギャバット「強化魔法、バースト!おらぁ!」
ギャバットは思い切り鉄槌攻撃を魔王に与える
クライス「ふぅん!」
クライスも駆けつけ、魔王に切りかかった
クライス「久しぶりだな、決着をつけよう…!」
魔王「ぐわああああああ!!!!」
魔王は激痛に苦しみ叫ぶ
悠「なんかわからんけどいいぞ、これで魔王は死ぬ」
メント?「やってくれるな最強の戦力!火炎魔法」
火球をカイラに撃つ転移してきたメント
それに激突するも一切ダメージのないカイラ
カイラ「お前、誰だよ」
メント?「ただ医者の皮を被っただけの魔族さ」
カイラ「で?何の計算もなしに出てきたわけじゃないだろ?」
メント?「君の父親はクライス王だ」
メントはニヤッと笑い、言い放った
カイラは数秒静止し、その一瞬の隙を突かれてしまった
メント?「グランド!!!タイムトラベルだぁ!!!!」
瀕死の魔王は高笑いを上げ、タイムトラベルを詠唱した
魔王「げへへ、ぐがげげがぐげ!」
カイラ「しまった…!」
カイラの目の前に大きなゲートが顕現した
その先にはどこなのかわからない大嵐の吹く景色が広がっていた
メント?「奥義、トルネード!」
メントの強風を浴び、カイラはゲートへ吸い込まれていく
カイラ「オイまじか…クソ!」
ギャバット「カイラ!!」
カイラ「ギャバット!あと頼む!」
そう言い残して、カイラはゲートの中へと消えていった
クライス「カイラぁああああああああああああ!!!!」
クライス「貴様ぁああああああ!」
ザクッザクッ!!
瀕死の魔王の眼球に何度も剣を突き刺す
クライス「うおおおおおおおお!!!」
ザク!と剣を首にかけ、切り裂いた
魔王は絶命し、因縁は晴らされた