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里実Part12 急がないと…いつでも俺は急いでいる。なんでって言われても……笑急がないといけないから急いでるってしか言えないな。今は…陸と涼太が安心できる場所を探さないと…外はまだ暗い。……にぃちゃんだめだなぁ……笑なんにもできない。俺、なんで生きてるんだっけ…笑色々考えながら走ってた気づいたら、コンビニみたいなとこまで来てた。裏で少し休もう…残飯あるかもだし。昔したみたいに裏へ行くと少し年上の人がたくさん群がっていた。ッッ!やばい本能がそういった。2人を後ろに回して身構える。ガタイのいい人が俺に近づく。殴られる…終わった。きゅと目をつぶった。大丈夫分かってる…分かってる…さっと空気が変わった。何があった…ふわっと鼻に届いた空気は懐かしい匂いだった。
瑠都Part12 目を覚ました僕に待ち受けていたのはなおくんだった。まあ。そうだろうな…これから何されるんだろう…くらくらする。早く…帰らないと。ガタッと立ち上がったその瞬間だった。なおくんの右手が僕のお腹を直撃する。危機一髪でその手を止めて右へ90度まげる。そこへ右ストレート。動線は見えてる。手加減されてるな…笑そう感じた。手加減とかいらないからwもっと本気でもいい。その時僕は気づかなかった。なおくんの顔が少しきつそうなことに。