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lrさん間違えるのかわいいですね、➴ fwっちがlrさんのお財布に名刺を沢山入れ込む場面が浮かび上がってきてとても微笑ましい、笑
月曜日の放課後、学校終わりのローレンはGoogleマップを頼りにある場所へと向かっていた。
🗝「確か…ここのはず」
思っていたよりも大きなビルに一瞬怖じけづいてしまったが、入ってすぐの受付へと歩を進める。
🗝「あ、あのエナーカラープロダクションさんの社長さんからスカウトのお話を頂いているものなんですが、今日の18時から面談で呼ばれてて…」
「…」
「名刺などはお持ちでしょうか?」
受付のお姉さんがキョロキョロしているローレンをなだめるように名刺の提示をうながす。
🗝「あ、あります!」
🗝「どうぞ」
ローレンはイブラヒムから貰った社長直々の名刺を差しだす。すると 受付のお姉さんの表情が強ばり、固まる。
あきらかに様子がおかしい、そう思ったローレンは名刺をもう一度確認すると、それはホストを始めた不破湊のキラキラと輝く名刺だった。
🗝「…ッす、すみませんッッ」
不破湊に無理やり押し付けられた紙切れがローレンのお財布から1枚、2枚と不破湊ホストデビューとでかでかと書いてある名刺が溢れ出てきた。
「あの、この事務所と無関係の方は入れない規則となっておりまして」
「お引き取り願います」
🗝「まっえ?」
🍥「ww」
🍥「ローレン何面白いことしてんの?w 」
声がしたと同時に肩に腕を回される。
「な、nqrse様…」
受付のお姉さんが改まったように目の色を変える。
🍥「この子、父さんが直々にスカウトしたバンドのメンバーだよ」
🍥「いぶと不破君もう着いてるから行くよ」
🗝「あ、はい!」
ほのかに甘い香りがするnqrseさんに釣られるようにローレンはスクールバッグを握りしめて歩いていく。
二人はエレベーターに乗り最上階の38回のボタンにnqrseは手を置く。
🗝「あ、あの!先日は迷惑かけちゃってすみません。今回も助けて貰っちゃって感謝しかないです」
ローレンは深々と頭を下げる。
🍥「えっ!ちょっとちょっと…」
🍥「そんなの俺全然気にしてないよ 」
そう言い、ローレンの頭を上げさせる。
🍥「それよりさ」
🍥「さっきの不破君の名刺の方が俺興味あるんだけど…笑 」
思ったより子供みたいに笑うnqrseに意外性を感じながらも自分のお財布を取り出す。
🗝「あいつ、最近ホスト初めて…」
🗝「その名刺をありえないぐらい俺の財布に入れてきてますね笑」
🍥「あははははww不破君面白いw」
エレベーターの中でバカにみたいに笑うnqrseを横目にローレンはお財布の中から1枚名刺を取り出す。
🗝「1枚要ります?」
🍥「えッwほんとに?」
🍥「やったww」
エレベーターは最上階の38回にちょうどよく止まり、nqrseの後に続くようにローレンは1歩を踏み出した。