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朝食を食べ終わり、リビングではゆったりした時間が流れている。
「カラオケ行きたい!!!!」
「どうしたの急に」
じゃぱぱの急な発言にえとはきょとんとした顔で聞く。
「X見てたらリスナーさんがカラオケで推し活してるの見て、カラオケいいなーって」
「おれも行きたい!」
たっつんやゆあんくんまで行きたいと言い出したので、その場にいたじゃぱぱ、えと、ゆあん、たっつん、うり、なおきりでカラオケに行くことにした。
「ついでにカラオケ終わったら買い出し行かない?のあさん出掛けてて今日いないし」
「そうするかー」
「よし、準備終わった人からまたリビング集合で、一旦解散!!!」
「はーい」
えとは自室に戻り準備を始める。
カラオケと買い出しに行くだけなので、メイクは下地と眉毛とアイメイクを軽く。
髪の毛はストレートに。
男子組は準備が早そうなため急いでリビングへ行った。
「準備終わったよー」
「あとうりだけか」
まだ全員揃っていなかったようなので待たせていなかったことに少し安心する。
「うりまだ来てないんだ、わたし最後と思って急いできた」
「そうなんよ、実はゆあんくんがいちばん最初に終わってた」
「まじ!?ゆあんくんが??」
「なんでそんな驚いてんの!」
「実はゆあんくんいちばん楽しみにしてる説出てんで」
「ゆあんくん、そうなんだー!!!!」
みんなで笑いながらゆあんを茶化しているとちょうどうりが来た。
「あれ、おれ最後?ごめんごめん」
「めずらしいね」
「おれは寝癖と戦ってたんだよ、なかなかに厄介なやつと、まあおれが勝ったけどなー 」
「とりあえず行くぞー」
「えスルー?」
わかりやすくボケをスルーしてみんなで家を出る。たっつんが車を運転し、カラオケへと向かう。
「うっわー、やばい!カラオケとか久しぶりなんだけど!」
「おれも久しぶりやわー、テンションあがるなあ」
「わたし友達としょっちゅう来るからなー」
「そりゃ若いですもんね」
久しぶりのカラオケにテンションが上がりっぱなしのじゃぱぱにたっつん。
えとがみんなの分の飲み物を進んで取りに行き、曲を選び始める。
ゆあんとじゃぱぱでネタに振り切り童謡を全力で歌ったり、うりの本気の歌唱にみんなで感動したりと楽しい時間が流れて行った。
「次えとさん」
なおきりからすっとマイクが差し出される
「ありがとー、なんかこれ一人で歌うの緊張するね、恥ずい」
「まあまあ、本気でいっちゃってくださいよーーー」
みんなに聞かれるのに緊張しながらも、変に控えめに歌う方が逆に恥ずかしいよなと思いしっかり歌った。
「えー!点数たっか!」
「えとさん上手だったよー」
「まじ?結構途中音外しちゃってるとこあったから焦った」
「えとさんってこういうしっとり恋愛ソング?系似合うよね」
「褒めてる??笑笑」
「褒めてるよ!!!」
その後もなおきりやたっつんも歌い、みんなで一緒に歌ったりしていると、いい時間になってきたのでカラオケを出て買い出しにむかう。
「てか買い出し来たけど何買うの?」
「実はおれ、ちゃんと買うもののあさんに聞いてメモしてまーーーす!」
「うおー!さすがらたつや、やる時はやるね」
「えっとー洗剤と、調味料系も結構いるっぽい」
「じゃあわたし洗剤取ってくる!いつものでいいよね?」
「いつもので!頼んだ!」
「えとさんってこういう時すぐ動きますよね 」
「いっつも気使ってくれてるからね」
「よし、うりおにいさんがチョコをいっぱい買っておいてあげよう」
「なにがおにいさんだよ」
「えーじゃあ僕も買っといてあげよ」
「じゃあおれも」
「買い出しも終わって今日のノルマは達成だーーーー」
「帰るか」
「だね」
帰りの車ではカラオケの余韻のせいか音楽を流しみんなで歌いながら帰ったのだった。