今日高校の入学式だ、入学式には少し早いが制服を着て家を出た。
学校に行く道には、道を挟むように桜が咲いていた、
綺麗だなと思いながら歩いていると、道より少し外れた場所に
周りの桜とは、違う桜が咲いていた気になったけど
もう、すぐ入学式だから帰りに寄ろうと思った、
入学式が終わり見回りをし帰る時間になった
帰る前にスマホであの違う桜について調べてみた
調べた結果あの桜は、
と言うらしい普段なかなか興味を示さない性格だがこの桜は、何となくきになった
帰り際桜に挟まれた道をまた通ったするとあの桜を見つけた
桜の木々の間を抜けると少しひらけた場所に
お目当てのあの桜が生えていた
余りにも綺麗で見上げていると下から
「おい!」声をかけられた下見ると
黒と白の髪にオッドアイの青年が居た
「ここでなッ『綺麗だ』」と言うと
青年の顔は、ぶわぁぁぁと真っ赤になり
そっぽを向いたそれが可愛くてふふっと微笑んでしまった
俺は、その子に『名前なんて言うの?』
と聞くと驚いた顔をして小さく「桜遥だ」と答えてくれた、
桜くんは、「お前は、」と聞いてきた「僕は、蘇芳隼人だよ」そうして話していたら、 辺りはすっかり暗くなっていた
仕方なき僕は、帰る事にした『バイバイ』桜くんにまた明日と言いうと
桜くんは、少し名残り惜しそうに小さく手を振ってくれた、
その日から帰り際その木の下に行くようになった
通うようになって5ヶ月ほどたった頃桜くんが怪我して来た
1や2つじゃない大量に怪我をしてきた
桜くんにどうしたと聞くと少し暗い顔をした
だからその事は、それ以上追求しなかった
そしていつも通り他愛もない話しをして
「また明日」と言った桜くんは、俯いて手を振ってくれなかった
けれど余り気にし無かった
続く
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