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なんかテキトーに

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なんかテキトーに

5 - 「気ヲ つけテ、ネ」

♥

20

2024年12月21日

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※なんか思いついたやつです!




「姉貴、行って来まーす」

俺が、外に出掛ける前、 **いつも通り**の挨拶をした。

「え?!もう、そんな時間?!?!」

俺の声に気づいた姉貴は、バタバタと俺のいる玄関へ向かっている。

はぁとため息を着きながらも、姉貴を待った。

「いってらしゃい!」

「行ってきます、」

「忘れ物ない?」

「姉貴じゃねぇんだから、」

「はぁ?失礼な!!!!!」

「あー、うるせーうるせー」

「………気ぃ付けてね」

「あいよ、」

………あ、そういえば…

「なぁ、姉貴」

「なぁに?」

「なんで、いつも気をつけてねって言うんだ?」

「えー、まぁ…何となく…?」

いつものおちゃらけた姉貴に対してはなんか……

「ふーん…、……変なの」

「まぁいいや、行ってきます」

「はーい、いってら〜」





…………、裕太が完全に外に出たのを確認すると、私は物置に向かった。



ガチャ

物置のドアを開けると、不思議な匂いに包まれる。

その不思議な匂いの空間をかき分けるようにぐんぐん進む。

1番奥にある棚をどかして、感圧版を踏んでさらに、奥に繋がる廊下を歩く。

ガチャ

1番奥にある部屋の扉を開く。

すると、そこには遺体安置所がある。ここの部屋の死体は全て裕太の死体だ。

「…………おはよ、 」



ブブブッ

ポッケの中が震えた。私は、ポッケの中にあるスマホを取り出した。

「はい、松田です。」

「はい、はい、」

「……え、……?」

「……はい、はい、」

「はい、分かりました、」

「………ッ」

「また、台を準備しないと…」

「じゃあね、裕太」



『実は_弟さんの裕太くん、事故に会って、亡くなったの』


_______


4396回目

2958回目、1247回目、478回目、273回目と同様に交通事故により死亡【裕太】

_____

パタン

私は、メモ帳を閉じた。

「4396回目ってことは…後裕太が4回死んだら…周期的に、お母さんの番か」



『なぁ、姉貴。 』

『なんで、いつも気をつけてねって言うんだ?』

「………、聞かれたのは初めてだな。」

この情報も、結局役に立たなかったな























【「気をつけてね」と言うと、

            事故率は7%減る】

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うわぁ……

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