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「…は、はぁぁ!!??」
「なっ、、えっ、ちょっと待ってください、」
理解が追いつかないとはまさにこの事。
俺があたふたしてる間もこのデカ男はニヤニヤしながらこちらを見つめている
「一旦なんでそうなったのか教えてくれるか?」
「あぁいいぞ」
「まぁこの流れで知ってると思うが俺はαだ。」
「さっきお前が倒れて、試合は一旦中断されてお前らのチームが話し合ったんだとよ」
「その結果、αと契約を結ばせることに決めたらしい」
「ただ日本にはαのパートナーがいないやつが0だったから泣きつく思いでこっちに声をかけに来たんだ」
「それでこうなった訳」
「………………」
「まぁ俺はお前とパートナーになれてラッキーだけどな♡」
「…さいっっあくだ、、、」
なんで会って数分のこいつとパートナーになんないといけないの!!??
「………え待って、てことはさ、」
「あぁ、次のヒートの時俺を呼べ」
「……いやあなたドイツに帰るんじゃ…」
「俺はオフシーズンにはいるからしばらくこっちに住むぞ」
いやもうむちゃくちゃだ、、、
「一緒に住んでやってもいいが?」
「ごめんそれはこっちから願い下げ」
「素直じゃないな~世一♡」
「そのハートの話し方やめろ、、」
「まぁとにかく、俺は数分で着くようにするから」
「俺の連絡先、これな」
紙に書かれた番号は達筆で読みやすい
「…俺のパートナー、」
紙を握りしめて上を向くとカイザーは片口角をあげて笑っていた
「くっっそ、、」
敵チームの、しかもこんな野郎にうなじを噛まれるなんて想像もしたくない
「じゃあな、俺は帰るぞ~」
「あ、登録したらワンコールくれよ♡」
「誰がかけるか!!」
そう言うと後ろ向きで手を振りながらカイザーはフィールドへ戻っていった
「……なんでよりによってカイザー、」
スマホに番号を登録するとあの名前が電子文字で表示された
悔しく思ったがプロとしてもっとしっかりするため、
もっと1人前になるために、
俺は連絡先を1番上へともってきた
…… ᴛᴏ ʙᴇ ᴄᴏɴᴛɪɴᴜᴇᴅ