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90
ネコの退屈
⚠️ 分かりずらいかもしれません。
申し訳ございません。
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15年前
真昼と真夜は、叔父である、城田徹に育てられながら平和に穏やかに生活していた。
母親は真昼が11歳、真夜が5歳の時に亡くなった。事故だった。
母親の葬式に、父親は来なかった。
真昼は許せなかった。どうして、母親が死んだのにあいつはいないのか。
真昼は父親を恨んでいた。
隣で泣いている妹を抱き締め、自分が泣きそうになるのを堪えながら、妹の頭を優しく優しく、大丈夫だよと、声をかけながら、撫でてあげることしか出来なかった。
そんな時、叔父である城田徹は2人を引き取った。叔父は面倒なことが嫌いでシンプルなことが好きな人だ。
親戚中が、誰が引き取るのか、という話を自分たちがいる前で話していた。そんな惨すぎる会話を真昼は真夜の耳を塞いで聞こえないようにすることしかできなかった。
叔父はそんな親戚たちを一蹴し、自分たちを引き取ってくれた。自分たちも叔父が好きだったからなんの問題もなかった。
そこが自分と真夜の原点だったと思う。
母の死から5年後
真昼は16、真夜は10になっていた。
叔父は相変わらず、仕事が忙しいようで良くて2,3ヶ月に1回、悪くて1年に1回しか会えない時があった。でも、平和だった。
楽しかったんだ。
そんな中、猫を飼うことになった。それがクロだった。クロを拾って、真夜と世話して、自分が主人になって、花が咲くように日々が色ずいて、楽しかったんだ。
あの時までは。
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「真夜!!!!!!!!!」
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あの時、真夜は攘夷戦争の戦地に迷い込んでしまった。
真夜は、眠っているように花畑が広がる場所に倒れていた。
外傷はなく、怪我のひとつなんてなかった。
真夜が目を覚ましたのは、そこからまた5年後のことだった。
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