荼毘に死柄木のことをリーダーと呼ばせたいので死柄木を呼ぶ時は全部リーダーって呼ばせてます
荼毘視点
ショッピングセンターに集合したあと、別れて行動することになった。俺はリーダーと行動することになった。リーダーも俺も特にやりたいことがなかったからゲーセンに向かった。ゲーセンにはボタンを使って遊ぶ格闘ゲームがあったから、リーダーと一緒にやることになった。2人ともこれで遊んだことがなかったから、約30分間ルール説明や操作方法の確認に時間を使ってしまった。1回遊べばだいたいコツを掴んできた。
死「あぁーもうクソ!また負けた。おい、もう1回やるぞ」
荼「弱ぇなリーダー。そろそろ飽きてきたんだが。」
ゲームを始めてから俺がずっと勝っていて、リーダーがずっと負けている状態だ。正直飽きた。時計を見ると12時を過ぎていた。12時にフードコート集合になってたが、遅れても別にいいだろと思っていたら、イカレ女から電話が来た。
荼「なんだよ?」
ト「なんだよ?じゃないです。12時にフードコートって言ったのになんできてないんですか?こっちは今大変なのに」
荼「何が大変なんだよ」
ト「実は、フードコートに居たら出久くんとお茶子ちゃんに遭遇しちゃって。とりあえず焦凍くんが大変なのですぐに来てください」
それを早く言えよ、あのイカレ女。とりあえず急がなきゃな。
荼「おいリーダー緊急事態だ。焦凍が雄英の奴らに会ったらしい。早く行くぞ」
俺はリーダーに声をかけ走り出した。
荼「んだよこれ?」
フードコートに着くと、辺り一面凍っていた。凍っていたかと思うとすぐに炎が出て氷が溶けていく。その繰り返し。
死「おい、あの状態やばいだろ。あいつの個性はただでさえ心臓に負荷をかける。あいつ、あのままだと死ぬぞ」
リーダーが焦っているのが分かる。近くにイカレ女が居て、俺はそちらに駆け寄った。
荼「おい、状況どうなってる?」
ト「荼毘くんに連絡した後すぐに個性が暴走して、ずっとあの状態です。正直に言ってかなり不味い状況です」
話してると焦凍が限界を迎えたのか、後ろに倒れそうになった。
「焦凍!!」
俺は焦凍の名前を呼びながら駆け寄った。倒れる前に焦凍を受け止めることができた。
焦「とう、や兄…?」
そう言って焦凍は気絶した。焦凍が気絶したのにも関わらず、まだ個性の暴走が続いている。なんで止まんねぇんだよ。
死「おい、これ使え」
リーダーが何か投げてきた。
荼「これは?」
死「個性抑制剤だ。効くかどうかは知らねぇが試して見る価値はあるだろ」
俺はリーダーから受け取った個性抑制剤を焦凍に打った。暴走していた個性が止まった。どうやら効いたみたいだ。
死「荼毘!黒霧呼んでおいた。他の奴らもアジトに戻した。お前もショート連れて早く来い !」
俺は焦凍を抱えてワープの方に歩いて行った。
緑「待て!轟くんをどこに連れていく気だ。轟くんを返せ!」
このもじゃもじゃ確か緑谷とかいうやつだな。俺は焦凍を抱えている状態で緑谷出久の方を見た。
荼「お前らなんかに焦凍を返すわけないだろ。お前らのせいで焦凍は心に深い傷を負った。焦凍はこっちのもんだ」
そう言い俺はワープを通った。
俺の大切な大切な弟。お前に何があったって、兄ちゃんが守ってやる。
コメント
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死柄木物壊しそうで怖い…w 見るのが遅くなりましたっ!!