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愛し方

初のノベルに挑戦しました。チャットノベルも出して欲しかったら、コメントください🙏

青sied

生まれてからいったい何人の人が僕を愛してくれただろうか。家族、クラスメイト、リスナーのみんな、そしてすとぷりメンバー。愛してくれる、それだけで感謝がいっぱいだった。

しかし、僕は人の愛し方が分からなかった。みんなが伝えてくれる「すき」や「愛してる」なんて言葉は上手くいえなくて、それでも分かってくれる人達が周りにはいた。けど、不安だった。

今年、念願の紅白に出場できることになり、僕らは嬉しい限りだった。しかし、出場することを発表したその日から僕らすとぷりに更にアンチが湧いた。それによって、すとぷりメンバーは少しずつ生気を失っているように思えた。

会議の時だって、理不尽な顧客やスタッフに切れていたり、メンバー同士で喧嘩が起こったりした。                                             青「ね、ねぇ、グッズのアイデアなんだけど、、」                  

桃「またこれ?何回も出してていのかよ」

赤「少し新しい挑戦しない? 」

黄「僕も莉犬やさとみくんに賛成です。」

青「ごめん、考え直す、」

僕はだいたいアイデア係それをみんなで考えていくの。いつもはどんなに飛び跳ねたようなアイデアでも笑ってくれたのに、、

 笑って欲しいなぁ、

どうしたら笑顔になってくれるの?

わかった。アンチがいなくなったら笑顔が増えるのかな!

アンチさえいなくなれば、みんな笑ってくれる。

元通りになる。

そっか。簡単だ。

殺せばいいんだ。

それから、僕の行動は早かった。アンチを特定するのにそう時間はかからなかった。今どき特定出来ないアカウントなんて無い。裏垢でもね。

特定して、少し仲良くなった振りをして、

裏切って、自殺に追い込む。

殺人容疑にはならない。追い込んだだけだ。

許してくれる。

そうやって、何度も何度も何度も、人を死に追いやった。アンチも減った。

喜んでくれる??

桃「ころん、事務所に来い。」

一通だけ、連絡が来た。

バレた、?バレてないよね、だっていつも通りにしたもんね。少し、ニュースで自殺者が増えたって流れただけだもんね。

事務所に行けば、冷たい目線で僕を見ていた。みんな同じ目線で。

青「どうしたの?」

赤「ころちゃん、最低 」と、莉犬くんは静かに泣いていた。

すると、るぅとくんが睨みながら見してきた。それは、僕がビルの屋上で人を押してるところだった。

あぁ、これ。自分じゃ自殺するの怖いから押してくれと頼まれたやつだ。殺したいやつだったから楽しかった。

見られてたのか。

青「なんのことかわかんない。」

と誤魔化した瞬間。頬がびりびりとしていた。

叩かれた。誰に?さとみくんだ。

桃「警察行ってこい。」

なんで、僕はみんなのためにやったんだ。

その後ななジェルも到着した。

紫「すとぷりを抜けて、」か弱く言っていた

橙「なんで殺したんや、この人殺し」

人殺し、

赤「そうだよ、人殺しとなんて、これ以上やれない。」

黄「なんで、今までやってこれたんですかね」

桃「俺らが間違ってた。」

頭が動かなかった。嫌われた。やっぱり僕は愛し方が分からない。


その後警察に自首した。

自殺幇助(ほうじょ)罪で逮捕された。懲役3年だった。僕を逮捕した人は少し苦しそうな顔をしていた。若くて筋肉がある力強そうな顔をしていた。




桃side

なんで、ころんは人を殺したんだろう。そんな人には見れなかったのに。

ころんが捕まったあと、俺らは今後のすとぷりの活動について話し合っていた。ころんがいない会議室にはいつものような明るい雰囲気は無く、静寂だった。

ある日、警察官が来た。

若い人だった。筋肉なのか力強そうな体をしていた。

紫「どうされましたか。」

警察官「ころんさんの件で伺いました。」

紫「どうぞ。」

みんな椅子に座って、少しの沈黙が流れた時だった。沈黙を破ったのはやはり警察官だった。

警察官「今日伺った理由は、」と話し始めた。

ころんは、懲役3年になった。

赤「人を殺したのにですか、」

警察官「殺してはいません。ころんさんは自殺幇助罪で逮捕されたからです。 」

黄「自殺幇助罪ってなんですか、」

幇助罪とは、自殺した人の自殺行為に援助した罪のこと。最低3ヶ月以上7年以下の懲役になる。

警察官「ころんさんは10数人の人の自殺を幇助していました。」

ではなぜ、3年期間が短いのか。

警察官「ころんさんが幇助した人には共通点がありました。」

その共通点とは、全員すとぷりの酷いアンチであったこと。

桃「、え、」

アンチを殺した、?なんで、そんなこと、

アンチは無視して、リスナーを楽しませると誓ったじゃないか。

警察官「ころんさんの、お話を聞いてみませんか、何人でもいいので、」

そう言い、警察官は帰っていった。

さっきとは違う静寂が流れる。緊張ではなく、言葉では言い表せない感情だった。

桃「俺、話がしたいよ。」

そう、自分から沈黙を破った。

赤「俺は会いたくない、会えない。」

黄「僕も頭の整理ができてない、」

ななジェルも同じことを言っていた。

だから、1人で向かった。ころんのもとへ。

青side

牢屋の中は暇だった。スマホも没収されたからエゴサも出来ない。まぁ、今したところで酷いことを書かれているだけだろうけど。

青「暇だ、」

そう思っていたら、警察官の人に呼ばれた。

歩いて警察官の後を着いていく。入れられたのは面会室だった。

青「さとみくん、、?」

桃「ころん。」

なんで、?

桃「ねぇ、ころん。なんでアンチを殺したの。」

僕は黙った。どこから言えばいいのか分からなかったからだ。

けど、話さなきゃ。もう二度と会えないかもしれないから。

青「僕は、愛し方がわからない、」

「紅白が決まって、アンチが増えて、メンバーの笑顔が見れなかった。悲しかった。」

だから、アンチがいなくなれば笑ってくれると思った。

もとの、明るいすとぷりになってくれると思った。

青「けど、間違えだったみたい。」

「ごめんなさい。ごめんなさい。」

「傷つけてごめん。」

「泥を塗ってごめん。」

「悲しい思いさせてごめんなさい」

涙が止まらない。

止まってくれない。

桃「ころん。俺達もごめん。」

え、?君は悪くないんだよ。なんにも悪くないんだ。

桃「話聞かずに、責めてごめん。」

「俺たちのためだったんだな。」

「殺したことに感謝できないけど、」

「俺達を思ってくれてありがとう。」

僕の頬はもうぐしょぐしょだ。

ライブよりも、どんな時よりも泣いているだろう。

欲しかった言葉。たった5文字だけでよかった。

「ありがとう」って、喜んで欲しかった。

僕のしたことは最低で、取り返しはつかない

けど今、ここで僕を見つめてくれている人は暖かい目で見てくていた。

それだけでいい。世間が許してくれなくとも


3年後

青side

「ありがとうございました。」

そう言って刑務所を出た。久しぶりの外は大分と明るかった。

「あ、」

すとぷりメンバー

「ころちゃん/ころん、おかえりなさい」

あぁ、温かい。

青「ごめん、ごめんなさい。」

そう言うと、みんなは何も言わずに、

僕を抱きしめた。

finish

あとがき。

今年最後すごくギリギリだ、、

どうしても書きたくて、書いてしまいました、

アンチすごく多くなりましたね。

リスナーの皆さんもアンチには反応しないでくださいね。

ぶっちゃけ、アンチなんて特定して裁判かければ1発koなんですよ、笑

今の時代特定できない方が難しい。

履歴書に「前科一犯」と書かれているアンチたちはどれくらいいるのでしょうか。

そんな人達は結局人生成功しないので、

さて、1年主をありがとうございます。

年末皆様はどうお過ごしでしょか。

来年もいい年になるといいですね。

僕は来年受験生になります。そのため、さらに投稿頻度がごみなることでしょう。

申し訳ありません。たくさんのフォロワーありがとうございます。これからも応援よろしくお願いします。

それでは、良いお年を。

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コメント

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物語書くの上手

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ノベルでもチャットノベルでも神なことは変わらないの神です!!(?)私は今度は中2になります!!お互い勉強頑張りましょ!!

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