この作品はいかがでしたか?
300
この作品はいかがでしたか?
300
コメント
2件
LHRが終わり クラスの ほとんどが
1時間目が始まる 10分間は
ナムジュン君を 囲い 質問攻めを していた。
“どの辺に住んでるの?” と
質問を してくる奴もいれば___
“私 ○○って 言うんだ!よろしくね!” と
自己紹介を する奴もいた。
僕の席は ちなみに 窓側の方で
内側が ナムジュン君。
外を眺めながら 音楽を 聴いていたため
隣の状況が 掴めない。
が 僕は 地獄耳のせいか____
生徒「ナムジュン君も 可哀想だよ〜ㅋ」
🐨「どうして?」
生徒「だって…ねぇ…?ㅋ」
生徒「ねぇ…?ㅋ」
僕を いじめる男子2人が 僕に
視線を 向けているのが 嫌でも分かった。
2人が 僕に 視線を向けていることに
気づいた ナムジュン君。
🐨「ソクジン君が何か?」
少し 名前を 覚えてくれた事に
嬉しく 思ったのも 束の間。
生徒「こいつとは 関わんない方が いいぞㅋ」
あぁ…自分でも 自分の立場を 分かってる。
でも 今日来た ナムジュン君に
言う事ないじゃん…泣
僕は 涙が目から 零れないよう
懲らしめていた。
さっき僕を 嘲ていた 男子2人のうち
1人が 僕の右耳に 付けている
イヤホンを 乱暴に 取った。
🐹「 ッ?!泣」
生徒「おい見ろよ こいつ 目が
うるうるしてるぞ!ㅋ」
この時 僕の精神の限界が 来たみたい___
涙が 止まらなかった___
🐹「グスンッ…ッ…うッ…グスッ 泣」
生徒「お〜お〜ついに
こいつ 泣き出したぞ!ㅋ」
生徒「お前 煽りすぎ!ㅋㅋ」
僕の頬に 伝う 涙の量が 増えていく一向。
生徒「おっと 忘れてた
お前のお友達は 返すよㅋ」
僕のイヤホンを 勝手に 取った奴が
僕の机の上に 投げた。
🐨「ッ………」
泣き出した 僕を 見るナムジュン君。
やめて…僕の事 見ないでよ…泣
哀れな…弱虫で…醜い僕を 見ないで…泣
僕は この状況から 耐えられなくなり
教室を 出た。
出ていった後も 教室から笑い声が
絶えなかった。
🐹「うぅッ…グスンッ…はぁ はぁ…うぅ!泣」
通り過ぎる 生徒たちに 異様な目で
見られながら いつも居る 図書館へと
頭より先に 体が 動いていた___
🅃🄾 🄱🄴 🄲🄾🄽🅃🄸🄽🅄🄴🄳