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街の中央広場。
空気が震えていた。
ユウキと六魔将ゼルグの魔力がぶつかり合っている。
黄金の竜の闘気。
黒い魔族の魔力。
衝突するたびに地面が砕けた。
ゼルグが笑う。
「さっきより面白いな」
ユウキは剣を構えた。
「仲間が増えたからな」
ゼルグが視線を動かす。
カイル。
レオナ。
レイナ。
そして――
屋根の上の少女。
愛菜。
ゼルグが鼻で笑う。
「雑魚が増えただけだ」
五人の戦闘態勢
カイルが剣を回す。
「雑魚だと?」
青い闘気が溢れる。
「竜騎士をなめるな」
レオナが杖を掲げる。
「聖導巫女魔法」
光の魔法陣が広がる。
「聖光防壁」
仲間を守る結界が張られた。
レイナは魔導書を開く。
「元素賢者」
四つの元素が周囲に浮かぶ。
「いつでもいける」
屋根の上。
愛菜が銃を回す。
「私は遠距離担当ね」
ニヤリと笑う。
「頭は任せて」
ユウキが頷いた。
「行くぞ」
連携攻撃
最初に動いたのはカイルだった。
「竜騎士スキル!」
地面を蹴る。
「竜闘突撃!!」
青い闘気を纏った突進。
ゼルグが拳で迎え撃つ。
ドォォン!!
衝撃波が広がる。
カイルが叫ぶ。
「今だ!」
レイナが手を上げる。
「元素魔法!」
風が集まる。
「雷嵐!!」
雷と嵐が同時に落ちる。
ゼルグの体に直撃した。
煙が上がる。
その瞬間――
パンッ!!
銃声。
愛菜の弾丸。
ゼルグの肩に当たった。
ゼルグが顔をしかめる。
「チッ」
ユウキの突撃
ユウキはその隙を見逃さない。
「龍魔剣闘士スキル!」
黄金の翼が広がる。
「竜翼飛翔!」
空へ飛ぶ。
そして急降下。
「龍魔剣技・竜牙斬!!」
巨大な斬撃。
ゼルグが腕で防ぐ。
だが――
ドォォォン!!
地面に叩きつけられた。
クレーターができる。
カイルが笑う。
「効いたか!」
六魔将の怒り
煙の中。
ゼルグの声が響いた。
「……なるほど」
ゆっくり立ち上がる。
体から黒い魔力が溢れる。
目が赤く光った。
「少しだけ」
翼を広げる。
ドォォォォン!!
巨大な魔力が爆発した。
レオナが驚く。
「結界が…!」
聖光防壁が揺れる。
レイナが呟く。
「魔力が倍以上」
カイルが歯を食いしばる。
「本気か」
ゼルグが笑った。
「遊びは終わりだ」
魔将の本気
ゼルグの体が黒い炎に包まれる。
魔族の本当の姿。
筋肉が膨れ上がる。
翼がさらに大きくなる。
愛菜が目を丸くする。
「強化?」
レイナが言う。
「魔族の戦闘形態」
ゼルグが拳を握る。
「死ね」
次の瞬間。
消えた。
ユウキの後ろに現れる。
拳が振り下ろされた。
ドォォォン!!
ユウキは剣で受けたが――
吹き飛ばされる。
地面を転がる。
カイルが叫ぶ。
「ユウキ!」
愛菜の必殺銃
ゼルグがユウキへ近づく。
その瞬間。
パンッ!!
弾丸。
ゼルグの目の前で爆発した。
ゼルグが止まる。
屋根の上。
愛菜が立っている。
二丁拳銃を構えていた。
「これ」
笑う。
「私の必殺技」
銃を回す。
「ツインバースト」
パンッ!!
パンッ!!
二発の特殊弾。
ゼルグの体に直撃。
爆発。
煙が上がる。
カイルが笑う。
「やるじゃん!」
まだ終わらない
だが煙の中から声が聞こえた。
「……痛いな」
ゼルグが出てくる。
傷はある。
だがまだ立っている。
愛菜が目を細める。
「タフすぎ」
ユウキも立ち上がった。
剣を握る。
黄金の魔力が溢れる。
「みんな」
仲間を見る。
「もう一回だ」
カイルが笑う。
「望むところ」
レオナが杖を握る。
「全力で行く」
レイナも魔導書を開く。
「次で決める」
愛菜が銃を構える。
「ラストショットね」
五人の魔力が集まる。
ゼルグも翼を広げた。
街の中心で
決戦が始まろうとしていた。