テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
街の中央。
破壊された広場。
瓦礫の中で――
五人の冒険者と一体の魔族が向き合っていた。
六魔将ゼルグ。
黒い翼を広げ、凄まじい魔力を放つ。
「楽しませてもらった」
ゼルグが拳を握る。
「だが終わりだ」
黒い魔力が嵐のように吹き荒れる。
カイルが叫んだ。
「来るぞ!」
魔将の大技
ゼルグが空へ飛び上がる。
翼を大きく広げた。
「魔将技」
空が暗くなる。
魔力が集まる。
「魔黒爆炎陣!!」
巨大な黒い炎の球。
直径数十メートル。
街ごと焼き払う規模。
レオナが青ざめる。
「こんなの…!」
レイナも焦る。
「都市が消える!」
カイルが歯を食いしばる。
「ユウキ!」
ユウキは空を見上げた。
巨大な炎。
迫ってくる終焉。
だが――
目は静かだった。
「大丈夫だ」
龍魔剣闘士の覚醒
ユウキの体から
黄金の魔力が溢れ出す。
竜の咆哮のような音。
ゴォォォォ!!
レイナが驚く。
「魔力が…跳ね上がった」
カイルも目を見開く。
「まだ力があったのか」
ユウキは静かに言った。
「これは」
剣を握る。
「龍魔剣闘士の奥義」
背中に黄金の竜の幻影が現れる。
巨大な龍。
空を覆うほどの存在。
愛菜が目を丸くする。
「なにそれ…」
ユウキが剣を構えた。
「みんな」
振り向く。
「力を貸してくれ」
五人の総力
カイルが笑った。
「もちろんだ」
剣を掲げる。
「竜騎士スキル!」
青い竜の闘気がユウキに流れ込む。
レオナも杖を掲げる。
「聖導巫女魔法」
光の魔力。
「聖龍祝福」
黄金の光がユウキを包む。
レイナが魔導書を開く。
「元素融合!」
四元素が回転する。
「元素魔力供給」
ユウキの魔力がさらに増える。
愛菜が銃を向ける。
「じゃあ私は」
弾丸を装填。
「最高威力の援護ね」
ユウキの体が光り輝く。
黄金の竜が吠えた。
奥義発動
ゼルグの炎が落ちてくる。
巨大な黒炎。
街を飲み込む。
その瞬間。
ユウキが跳んだ。
「龍魔剣闘士奥義!」
黄金の翼が広がる。
空へ飛ぶ。
ゼルグが笑う。
「無駄だ!」
だがユウキは叫んだ。
「龍魔覇天斬!!!!」
黄金の竜が剣に宿る。
巨大な斬撃。
空を裂く。
ドォォォォォォォン!!!!
斬撃が黒炎を真っ二つにした。
ゼルグの目が見開かれる。
「なっ…!」
そのまま斬撃が――
ゼルグを直撃。
巨大な爆発。
空が光に包まれた。
決着
爆風が広場を揺らす。
煙が消える。
そこに立っていたのは――
ユウキ。
剣を構えたまま。
そして
ゼルグは地面に倒れていた。
体から魔力が消えていく。
ゼルグが苦笑する。
「まさか…人間に」
ユウキが静かに言う。
「一人じゃない」
仲間を見る。
カイル
レオナ
レイナ
愛菜
「五人だ」
ゼルグが笑う。
「なるほど…」
体が崩れていく。
「覚えておけ」
最後の言葉。
「魔王軍は…まだ始まったばかりだ」
そして――
ゼルグは消滅した。
勝利
静寂。
そして――
カイルが叫ぶ。
「勝ったぁぁ!!」
レオナが座り込む。
「はぁ…」
レイナも笑う。
「危なかった」
愛菜が屋根から降りてくる。
「いいチームじゃん」
ユウキも笑った。
だがその時。
ギルドの兵士が走ってくる。
「報告!」
皆が振り向く。
兵士が叫んだ。
「魔王軍の幹部が確認されました!」
レイナが聞く。
「幹部?」
兵士が言った。
「六魔将より上」
その名は――
「四天魔王」
空気が凍った。
ユウキが空を見る。
「本当の戦いは」
剣を握る。
「ここからだ」
ここで第2章は
さらに大きな戦いへ進みます。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!