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分かっていた。この恋の成立は難しいと。それでも、好きになってしまったのだー。
僕、深瀬律は風紀委員、今日も、下校時の見回りへ向かう。これは自主的にやっている。「もういないな…」教室へ荷物を取りに行こうとした時、「ポロロン…ポロロン…」と小さな音が聞こえた。なんだか聞き覚えがある。「ピアノ…?」もしかして、と思い、僕は音楽室へ向かった。ピアノが鳴ってるという事は、誰か人がいるという事、つまり、まだ下校していない生徒がいる…!急いで音楽室へ向かう。すぐに帰さないと!
ガラガラガラ
「…!?」そこには、1人の小さな女の子がいた。目付きが少し悪く、銀と水色の入ったロングヘアーのクールそうな子だった。何かを話そうと必死に口をパクパクしている。なんか…魚みたいだな。すると、何かを思い付いたのか急に立ち上がり、なぜか黒板のある方向へ歩いていく。そして、黒板に字を書き出した。僕は急いで止めにかかる。「ちょっ!?黒板を勝手に使ったらダメー。」言葉は、そこで止まってしまった。そこには、驚きの事実が書かれていたのだー。