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「…はぁ
どこにいるんだよ」
誰もいない部屋でそう呟く
俺の問いは誰にも届かずに消えていく
君がいなくなってもう2年
そろそろ見つかってもいいんじゃない?
「……ばか、ツ」
こうやって一人で泣くことも慣れてきた。
俺が落ち込んでる時はいつもそばにいて、
大丈夫、なんて根拠がないのに、
その言葉だけで俺はなんでもできる気がして。
本当に俺は、好きだよ
君のことが大好きだよ
うん、大好き。
でも、もう、前に進まなきゃね
分かってる
このまま立ち止まっていてもどうしようもない
頭では分かっているのに
心と体が追いつかない
ずるいよ。
俺をこんなにも好きにさせたのに
君は一瞬でどっかに行ってしまう
本当に、ずるい
忘れたい。
だけど、そう望めば望むほど
好きが溢れてくる
本当に、大好きだよ。
いや、
大好きだったよ。