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※曲パロリンディーララ(iwfk)
※注意!!
・初心者すぎて超低クオ
・口調迷子
iw side.
『…ごめん、こんな情けないとこばっか…わら』
「んーん、そうなんのも無理ねえよ。だって好きなんだろ?アイツのこと」
すっかり日も暮れて辺りは真っ暗。街灯の明かりと車のライト以外に光源が無いような今、珍しくぐすりと鼻を鳴らしている彼を助手席に乗せて少しでも遠くへとアクセルを踏む。明日もお互い仕事があるのに、…彼には待っている人が居るというのに、そんなこと気にもせず只管車を走らせる。目的地も、この問題を解決する術も、彼の隙間を埋める権利も自分は持ち合わせていないのに。
「…俺なら、『こんな話ばっかで嫌になんない?あん時さ、”愚痴なら聞く”って言ってくれたから甘えきっちゃってるけど』
「……大丈夫、別に嫌じゃないし嫌いにもなんないし」
嘘、アイツの話なんて愚痴でさえも聞きたくない。
『なんだそれ、ほんと俺のこと好きだよな~わら』
好きだよ。好きに決まってる。でも、このたった2文字を彼に伝えることがどうしても出来ない。好きだからこそ、この想いは伝えられない。幸せになってほしいから、その幸せにするチャンスを掴んだのは俺ではないアイツだったから。
「…そりゃまあ嫌いではねえわな笑」
『…あ、ごめんちょっとそこらへん停めてくんね?飲み物買いたい』
「ん、…はい、いってらっしゃい」
曖昧に、あやふやにして誤魔化してきた。でもやっぱり好きで、諦めきれなくて、気付かないようにずっと言葉の奥に隠してきた本音は
「…ふっかが欲しい」
彼の居なくなった車内で吐き出した俺の心は、宙に浮かんで闇に溶けた気がした
to be continue…?