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2026年上半期「なりたい顔ランキング」――。
女性誌も情報番組もSNSも、その話題で持ちきりだった。
そして今年、圧倒的な票数で1位に輝いた名前が発表される。
司会者が大きく息を吸った。
「2026年、最もなりたい顔ランキング、第1位は――」
「2位とも、10万票の差をつけた-」
会場のスクリーン に映し出されたのは、
**SixTONESの紅一点・天羽爽亜。**
一瞬、会場が静まり返る。
次の瞬間。
「きゃああああああ!!」
歓声が爆発した。
SNSでは発表から数秒でトレンド1位。
『天羽爽亜1位』
『爽亜ちゃんおめでとう』
『あの顔になりたい』
『納得すぎる』
そんな言葉が次々と流れていく。
紹介VTRでは、透明感のある肌、切れ長なのに柔らかい瞳、上品な鼻筋、笑うと少しだけ幼くなる口元。
同性からも圧倒的支持を集めた理由が映し出されていた。
街頭インタビュー。
「可愛いだけじゃなくて綺麗なんです」
「メイク真似してます」
「骨格から全部ほしい」
「人生で一回でいいから爽亜ちゃんの顔になりたい」
そんな声が続く。
スタジオのモニターを見ながら、爽亜本人は両手で口を押さえていた。
「え……ほんとに……?」
信じられないという顔。
隣に座るSixTONESメンバーたちは大騒ぎだった。
「うわああああ!!」
ジェシーが立ち上がる。
「すげええええ!!」
慎太郎も拍手。
樹は肩を組みながら、
「 だから言ったじゃん。お前絶対取るって」
北斗は少し照れたように笑う。
「いや、普通にすごいよ」
爽亜が
「顔面国宝級にいわれたくない!」
京本は満足そうに頷いた。
「だって昔から顔面国宝だったもん」
高地まで珍しく大声を出す。
「 おめでとう!!」
爽亜は笑いながら首を振った。
「待って待って待って!無理無理!」
だが司会者は続ける。
「しかも歴代最高得票率を更新しました」
会場が再びどよめく。
爽亜は目を丸くした。
「えっ!?」
メンバー全員が一斉に立ち上がる。
「すげぇ!!」
「やばい!」
「歴代!?」
「えぐいって!」
ファン席からも拍手が鳴り止まない。
受賞コメントを求められた爽亜は、マイクを握ったまま少し俯いた。
そして涙ぐみながら笑った。
「昔は自分の顔に全然自信がなくて……」
会場が静かになる。
「でもファンのみなさんが、かわいいって言ってくれて、綺麗だって言ってくれて……」
声が震える。
「だから今日の1位は、私一人じゃなくて、応援してくださったみなさんと一緒にいただいた1位だと思っています」
会場から大きな拍手。
客席では泣いているファンもいた。
その様子を見た樹が横から小さく言う。
「泣かせるなよ」
爽亜は笑いながら涙を拭く。
その瞬間の写真は翌日、
「2026年、日本一なりたい顔」
という見出しとともに全国のニュースサイトを飾った。
そしてSNSではこんな言葉が何万回も投稿されていた。
『天羽爽亜の顔になれるなら人生3周分課金する』
SixTONESの紅一点は、その日、本当に日本中の憧れの顔になった。
コメント
1件
おお、第30話で2026年のランキングとは…先取り感がすごいですね!爽亜ちゃんの「昔は自分の顔に自信がなかった」って言葉がすごく響きました。あの台詞があるからこそ、日本一"なりたい顔"になった意味が重くなる。メンバー一人ひとりのリアクションもキャラが立ってて、思わずニヤニヤしちゃいました。樹くんの「泣かせるなよ」が特に好き。