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1日目
【どうよ、今の気分は? 】
「最悪ですよ。貴方なんかに誘拐された挙句監禁されるなんて。」
本当にそうだ。なんなんだ、コイツは。私に貴方のことを好きになってもらうとか言い出して。こちとら恋人がいるんですよ。恋人が。セラ夫はそんなこと気にせずにとか言ってくるのだ。そんな最低な貴方のことなんて
「大嫌いですよ。」
そういうとセラ夫はへらりと笑ってこっちのことを見つめてくる。かと思えば服をゆっくり一枚一枚剥ぐように脱がしてきて。
「ヤる気ですか? 」
【違うよ、今日は俺じゃなくて玩具に気持ちよくしてもらってね。】
玩具?疑問に思っていると、セラ夫の手で温められたローションとともに玩具、いわゆるバイブが入ってくる。ろくに解されていないソコは当然痛い。
【じゃあまた明日会おうね、凪ちゃん。】
そういうとセラ夫はドアを閉めて帰っていく。居なくなったところで部屋を物色してみる。部屋は結構広く、透明の壁越しに風呂場やトイレがある。足の鎖はギリギリ部屋を出られないくらいの長さで、壁に括り付けられている。ドアは鉄製で鍵穴はなくオートロックの部屋であるようだ。脱出しようにも脱出できない
そのもどかしさがたまらなく悔しい。
「んあ”!!!???」
突然、スイッチが入ってバイブが動き出す。先程解してないとは言ったものの何度も男のソレを飲み込んだことのある私の体は、快感を拾ってしまう。手に鎖がついてないのをいいことにバイブを取り出そうとするが快楽で手が思うように動かない。こんな快楽が続いてしまったら死んでしまいそうだ。
時計の針はチクタクと進んで、一時間、二時間と時間が過ぎていく。三時間経った頃には思考が上手く回らなくなって、ベッドに背を預けて瞼を閉じようとする。が、強烈な快楽に襲われて飛び起きる。セラ夫はいつ帰ってくるのだろうか。ついつい弱音が漏れ出てしまう。
「たす”…けてよぉ♡♡」
2日目
「んん”‘っ」
起きると目の前にズームアップされたセラ夫の顔が映る。
【昨日は随分とお楽しみだったみたいだね。】
昨日の自分を見られていたのか、周りをぐるっと見渡してカメラがないか探してみる。すると確かにあった。恥ずかしくなって照れ隠しでセラ夫の言葉を無視する。すると
「んぐっ!」
頬を掴まれて強制的にキスをされる。最初は啄むだけだったのが急に舌を入れてきて歯列をなぞられ、上顎をなぞられゾクゾクとした快感が背筋に走る。
【ど? 気持ちよかった?】
なんて聞かれて
「最悪ですよ、こんなのちっとも気持ちよくない。」
当たり前だ。好きではない人からされるキスなんて最悪以外の何物でもないだろう。
【まぁ、いいよ。昨日は解さず入れちゃったから痛かったでしょ。今日はちゃんと解してあげるから。 】
うるさい。分かってたんなら最初から配慮しろよ、なんて思う私は絶対に正しいと思う。
「ヤルならとっとと してくれませんか。 貴方のモノなんてたかが知れてるでしょう? 私は早く帰りたいんですよ。」
【そんなこと言っちゃうんだ、いいよ、ちゃんと俺の愛受け止めてよね。】
「あっ、あ”ッ、う”ぅ、ふーッ♡ 」
【ほらほら、俺のモノなんてたかが知れてるんでしょ、なんでこんなにイッちゃってるのかな?w】
おかしい、おかしい、セラ夫のものがこんなに大きいなんて聞いてないぃっ♡、イイところ全部当たってる。嫌いなはずなのに、感じている自分がいるのが悔しくて精一杯声を我慢しようとする、してる、はず、なのに、なんでこんなに声が漏れるの?
「いや”だっ、×××っ ♡」
【ねー、俺の前で他の人の名前出さないでくれない?】
3日目
「も”‘っ♡ 、いぎたくなぃ〜!!♡♡♡」
【まだまだイけるでしょ。】
もう、本当に出ないのだ。3日間ずっとイカされて、体のあちこちが悲鳴を挙げている。昨日までの2日間であれだけヤッたのに、セラ夫はまだ足りないらしい。今日は朝、目覚めた時から今の今まで何時間もヤり続けているのだ。この、フィジカルバカめ。
あれからいったい何時間やり続けているのだろうか、私はこれだけイッているというのに、セラ夫まだ2回しか出ていない。最初は抵抗していたのに、思考はドロドロで気持ちいいことしか考えられず、抵抗なんてあってないようなものだ。意識が上手く保てない。
「んっ、」
【あれ、寝ちゃった? おやすみ、凪ちゃん。】
「…….すき」
小さな声が口からこぼれてしまう。快楽で溶けきった思考は目の前の雄のことしか考えられなくて、恋人のことを忘れてしまう。いや、私には恋人がいるんだ、やっぱりこいつのことなんて
「き..ら…ぃ」